滝山城跡

滝山城跡は東京都八王子市にあり、戦国時代には北条氏の居城として知られている。心霊現象も報告されており、戦死した兵士や着物姿の少女の霊が目撃され、霊感の強い人々は気分が悪くなることもあるという。今回は、滝山城跡のウワサの心霊話を紹介する。

滝山城跡とは?

滝山城跡

滝山城は、東京都八王子市丹木町に位置する史跡である。

戦国時代に小田原北条氏の一族が居住していたことで知られており、現在は自然豊かな雑木林に囲まれた都立滝山公園の一角に残る城跡である。

歴史背景

永禄12年(1569年)、武田信玄率いる2万の兵が滝山城を攻めた際、城主北条氏照の指揮のもとで防衛戦が行われ、城は落城を免れた。

しかし、この戦いを機に氏照は戦略的な理由から新たに八王子城を築き、1584年~1587年の間に居城を移したとされる。

八王子城の悲劇

一方、八王子城は後に豊臣秀吉の小田原征伐の際、上杉景勝、前田利家、真田昌幸の軍勢1万5千人に包囲され、あっけなく陥落した。

この際、城内の市民や避難していた人々が虐殺されるという悲惨な事件が発生した。

秀吉は小田原城に籠る北条方の兵士たちの士気を挫くため、非戦闘員を含む多くの命が奪われ、城内は血の海と化したという。

心霊スポットとしての滝山城

滝山城は、この八王子城の悲劇に関連する霊が現れるとされる場所でもある。

自殺者が多いというウワサがあり、城跡の一部には常に供え物が置かれている場所が存在すると云われている。

しかし、滝山城は心霊スポットとしてよりも、美しい桜の名所としても有名である。

桜の名所

昭和46年には奈良の吉野山を模して桜の植樹が行われ、約5,000本の桜(ソメイヨシノ、ヤマザクラなど)が植えられた。

現在では、都内有数の桜の名所となっており、春には多くの花見客が訪れる。

また、ゴールデンウィークにはヤマツツジの観賞も楽しめ、公園内の広場で休日を過ごす家族連れも多く見られる。

滝山城は、歴史的な背景や心霊スポットとしての一面を持ち合わせているが、美しい桜や自然を楽しむ観光地としても大変魅力的な場所である。

春には桜の花を愛でながら、歴史や幽霊談義に思いを馳せるのも一興である。

滝山城跡の心霊現象 

滝山城跡の心霊現象は、

  • 戦死した兵士の霊が目撃されている
  • 着物姿の少女の霊が出現するとされる
  • 霊感の強い人々が訪れると、気分が悪くなったり、吐き気を感じることがある
  • 自殺者の霊の目撃談が増えている
  • 夜中に後ろから視線を感じるという証言がある
  • 赤い発光体が確認されたとの報告がある
  • 長時間滞在すると視界が霞み、目がやられるという体験談がある

である。北条氏照が八王子城を築く前に居住していた滝山城。

この城は、広大で複雑な地形を最大限に活かし、わずか2千人の兵で1万人の武田軍を撃退したという伝説を持つ。

滝山城は落城を免れたが、氏照はさらに防衛力を高めるために八王子城へと移り、滝山城は不落のまま廃墟となった。

この滝山城には、戦死した兵士の霊や着物姿の少女の霊が目撃されている。

霊感の強い人々はここを訪れると、突然気分が悪くなったり、吐き気を感じるという。

最近では、自殺者が増えているというウワサもあり、その霊の目撃談も後を絶たない。

城のお堀には無数の骨が埋まっているという都市伝説がささやかれている。

訪れた者の中には、「夜中に行ったとき、後ろから誰かの視線を感じた」と証言する者もいる。

また、私が調査を行った際には、赤い発光体が確認された。

これは、かつての武士の霊か、それとも自殺者の霊であったのだろうか。

昔、夜中によく滝山城に通っていたという人物は、長時間滞在していると視界が霞み、目がやられるような感覚に襲われると語る。

この場所には、何か説明しがたい異様な力が存在しているのかもしれない。

滝山城を訪れる際は、何が待ち受けているか分からないことを覚悟しなければならない。

滝山城跡の地図

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。