外野小学校では、職員室の人型のシミや音楽室前の天井の異様な手形・足跡、校庭の取水口に浮かぶ人影など、不気味な心霊現象が数多く報告されているという。今回は、外野小学校のウワサの心霊話を紹介する。
外野小学校とは?
外野小学校は1983年(昭和58年)に設立され、茨城県ひたちなか市にある市内で最も新しい小学校である。
当初は明るく近代的な校舎として地域の注目を集め、多くの子どもたちが学んできた。
しかし、時が経つにつれ、この小学校で奇妙な噂が囁かれるようになった。
特に、職員室や廊下、天井にまつわる謎めいた現象が語り継がれ、不思議な話が次第に増えていった。
校舎は清潔で整然としているが、場所ごとに異様な雰囲気が漂うと感じる生徒や教職員が少なくない。
気味悪く思われる一部の壁や天井のシミ、取水口の影などに関する話が後を絶たない。
外野小学校の心霊現象
外野小学校の心霊現象は、
- 職員室の壁に現れる謎の人型のシミ
- 音楽室前の天井に現れる異様な手形や足跡
- 校庭の取水口の壁に浮かび上がる人影
- 廊下で聞こえる足音や奇妙な物音
である。
職員室の壁に現れる人型のシミ
外野小学校の職員室の壁には、たびたび人型のシミが現れるといわれている。
このシミは、掃除をしても数日経つと再び浮かび上がってくるため、職員たちは困り果て、最終的にはペンキで塗りつぶし、上からポスターを貼って隠すことになったという。
しかし、その後もシミが出現したという噂もある。シミの形は人型であり、何かを訴えるように見えると話す人も少なくない。
音楽室前の天井に現れる異様な手形や足跡
校舎内で最も恐れられているのが音楽室前の天井である。
ここには手形や足跡が不自然な形で残されており、中には3本指の手形や大人のように大きな足跡も混ざっているという。
夜中には不気味な雰囲気が漂い、通りかかると妙な寒気を感じる人も多い。
生徒のいたずらだとされてきたが、先生たちもこの異様な足跡の原因をつかめず、放置されている。
校庭の取水口に浮かび上がる人影
外野小学校の校庭には取水口があり、その壁に人の形が浮かび上がることがある。
かつてこの場所には池があったと言われ、その影響で取水口が設置された。
3年間消えずに残っていたこのシミは、形を変えることがあり、何かを呼びかけているように見えることもある。
増水や雨の日には特に鮮明に浮かび上がるといわれているが、原因はわかっていない。
廊下で聞こえる足音や奇妙な物音
夜の校舎に響く足音や笑い声は、外野小学校で働く職員にとって日常のように繰り返される現象である。
放課後の誰もいない廊下を歩いていると、背後から足音が聞こえてくるが振り返っても誰もいない。
この音は特に夜遅くに頻繁に聞かれるため、職員の間では奇妙な体験談として語り継がれている。
外野小学校の心霊体験談
ある卒業生が語った話では、在学中に友人と一緒に校舎の7不思議を探しに出かけた際、音楽室前の天井に不気味な手形を発見したという。
その後もたびたび見かけることがあったが、手形は毎回異なる形や場所に現れ、まるで誰かが見守っているかのように感じられたと話している。
また、別の卒業生は校庭の取水口の前で友人と過ごしていた際、突然寒気を感じ、その場から立ち去ったと話している。
外野小学校の心霊考察
外野小学校にまつわる心霊現象については、いくつかの仮説が語られている。
職員室のシミや天井の手形は、何らかの強い念が染みついた結果だという意見や、かつての池に関する伝承が影響しているという説もある。
また、取水口に現れる人影はこの地の歴史や土地のエネルギーに由来するものであると考える人も多い。
外野小学校は、ただの廃校ではなく、今もなお多くの不思議な力が漂う場所といえるだろう。
その場所に刻まれた過去の出来事や思いが、さまざまな心霊現象として現れているのかもしれない。
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