ここでは、事故現場で亡くなった女性の霊が高架橋の柱にシミとして現れ、何度塗り直しても消えずに浮かび上がるという怪奇現象が話題になった。今回は、第三京浜高架下のウワサの心霊話を紹介する。
第三京浜高架下とは?
第三京浜道路は神奈川県内を南北に走る主要な高速道路で、首都高速道路と接続し、東京から神奈川県横浜市や川崎市を経由する。
高架下には多くの交差点があり、交通量も多いため事故も多発している。
中でも川崎市高津区にある「千年第三下交差点」は、心霊スポットとして広く知られている場所である。
この交差点近くに立つ高架橋の柱には、かつて「消しても浮かび上がる女性の影」のようなシミが現れるというウワサが広まり、1980年代には地元の新聞やテレビでも取り上げられるほど話題になった。
シミの正体については様々な説があり、交通事故で亡くなった女性の霊、乳母車を押す女性の霊、首を失った女性が彷徨う姿などが噂されている。
第三京浜高架下の心霊現象
第三京浜高架下の心霊現象は、
- 消しても浮かび上がる女性の影のシミ
- 女性の助けを求める声
- 首のない霊の目撃
- 車の前に現れる女性の幽霊
である。以下、詳細に心霊現象について解説する。
消しても浮かび上がる女性の影のシミ
このシミは、1970年代の終わり頃に現れたとされ、当時から多くの人々がこの場所を訪れて「女性の影」のようなシミを見に来たと言われている。
シミは何度も消され、塗り直されたが、それでも浮かび上がってくるため、不気味な噂が広がった。
このシミが女性の影のように見えたことから、交通事故の犠牲者の霊であるという説や、首を探して彷徨う女性の霊であるという説が流布した。
女性の助けを求める声
深夜になると、問題の柱付近から女性が助けを求めるような声が聞こえるという報告がある。
この声は、実際に事故現場で亡くなった女性の魂が救いを求めているとされ、聞いた者は恐怖に駆られその場を立ち去ることが多いという。
首のない霊の目撃
また、この場所では「首のない女性の霊」が現れるという目撃情報も多い。
シミと関連付けられることが多く、首のない姿で現れる幽霊が、このシミの持ち主ではないかという噂も広まっている。
車の前に現れる女性の幽霊
交差点を通過する車の前に突然現れる女性の幽霊も目撃されている。
これにより、ドライバーが驚いて急ブレーキをかけることがあるが、次の瞬間には女性の姿が消えてしまう。
この現象は、ドライバーに恐怖を与えると同時に、事故の原因となる危険な心霊現象として恐れられている。
第三京浜高架下の心霊体験談
夜中に車で通った際、シミのあった場所で突然ハンドルが重くなり、車のエンジンが止まった。
辺りを見回すと、女性の姿が見えた気がしたが、その後すぐに消えてしまった。
友人が言うには、助けを求める声も聞こえたと言うが、私には聞こえなかった。
この体験以来、夜にこの場所を通ることは避けている。
第三京浜高架下の心霊考察
これらの現象の多くは、交通事故の犠牲者や事件の被害者の無念が残っていることが原因と考えられている。
特に「消しても浮かび上がるシミ」については、補強工事によって塗り直され現在は見られなくなっているが、それでも多くの目撃情報が寄せられており、これが単なる物理的なシミではなく、霊的なものとする意見が根強い。
また、この交差点や周辺地域は事故や事件が多く、心霊現象の噂が広まる一因となっている。
もし、実際にこの場所を訪れる際は、夜間の訪問は避けることを強く勧める。
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