新潟県南魚沼市にかつて存在した浦佐スキー場は、長い歴史を持ちながらも、その姿は今や廃墟と化している。かつては多くのスキーヤーや観光客が訪れたこの場所には、今もなお謎めいたウワサがあるという。今回は、浦佐スキー場のウワサの心霊話を紹介する。
浦佐スキー場とは?
浦佐スキー場は、新潟県南魚沼市にあったスキー場で、1958年に開業した。
地元の人々が出資して作られ、バラエティ豊かなコースと優れたスキースクールで知られていた。
A線とB線の2つのペアリフトが運行していた。
1990年代には、スキーハウス「クローネ」が新しく建てられ、山頂には「レストップ」というレストラン、田舎料理の「おふくろ」、そしてスキーセンターの2階に「パウゼ」という飲食施設が充実していた。
しかし、2011年の夏に土砂崩れがあり、スキーセンターが倒壊。
この影響で、同年に閉鎖された。
その後、レストハウスは2014年に改装され、飲食店として利用されている。
何度か持ち主が変わり、2023年現在はイタリア料理店として営業。
スキー場前には「浦佐スキー場前」というバス停が残っているという。
また、リフトセンターやリフト券売り場だった建物がふもと付近に、頂上付近にはリフト施設跡や照明施設跡などが確認できるらしい。
浦佐スキー場もだいぶ繁ってきたな pic.twitter.com/Sn8uQzHPOk
— 🚘️50231竹 (@FactryF) June 7, 2022
浦佐スキー場、営業休止の理由―半世紀以上の歴史に幕
2011年6月の新聞報道によると、浦佐スキー場は来季の営業を休止することが決まった。
利用客の減少や設備投資、運転資金の確保の難しさが理由である。
地元の住民が出資して1958年にオープンしたこのスキー場は、60年にはスキー学校を開校し、優れた指導者による普及活動や技術指導で知られていた。
土砂崩れでスキーセンターが崩壊し、その影響も大きかったようだ。
これにより、半世紀以上にわたる歴史にピリオドが打たれることになったのである。
浦佐スキー場の心霊現象
浦佐スキー場の心霊現象は、
- 不明
である。廃墟と化したスキー場の建物は、荒廃が著しく、静まり返った中には古びたゴルフクラブやテニスラケット、錆びついた調理器具が散乱しているという。
建物内には、血のような斑がこびりつき、恐怖感を増幅させるだろう。
ガラス窓は割れ、テーブルはひっくり返り、床には不気味な足跡が残されている。
廃墟の中に足を踏み入れると、幽霊めいた存在を感じるほどの恐怖が立ちこめ、建物全体が死のような静寂に包まれているらしい。
そして、何人かの者たちが、女性がこの場所で自ら命を絶ったという恐ろしいウワサをささやいている。
もし事実であれば、自殺した女性の霊が現れる可能性も。
廃墟の中での恐怖体験
数年前、友人たちと冒険心で廃墟となった浦佐スキー場を訪れたことがある。
当時、その場所には不気味な雰囲気がただよっており、私たちは心霊現象のウワサを耳にしていたが、それでも興味本位で足を踏み入れた。
建物の中に入ると、荒廃した雰囲気が身にしみるほどだった。
錆びついたスキーグッズや壊れた家具が散乱し、不気味な静寂が漂っていた。
友人たちと一緒に廃墟の中を探検していく中で、突然私たちの一人が奇妙な声を聞いたと言い出した。
最初は冗談かと思ったが、彼の表情は真剣そのもの。
そして、私たちはその場所でひとしきり語り合った後、建物の一室で不気味な体験をした。
彼女の姿が、壁に映り込む影として現れたのである。
その姿は、かすかながらも確かに存在しているように見えたが、同時に消え入りそうなほどに薄かったのである。
その後、私たちはその場を離れ、廃墟から出るときには不気味な雰囲気から解放されたような安堵感があった。
この体験は、私たちにとって一生忘れられないものとなったのである。
浦佐スキー場の場所・アクセス・地図
浦佐スキー場の住所 | 日本、〒949-7302 新潟県南魚沼市浦佐 |
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交通アクセス | 新潟市から北陸自動車道 と 関越自動車道 経由で1時間34分 |
最寄りのバス停 | 浦佐屋(徒歩28分)県道71号 経由 |
最寄り駅 | 浦佐駅(徒歩43分)県道71号 経由 |
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