広島県の魚切ダム近くにある未完成のログハウスには、女性の霊が現れる、耳元で助けを求める声が聞こえる、二階にガイコツがあったなど、数々の不気味な噂が囁かれている。今回は、魚切ダム前のログハウスにまつわるウワサの心霊話を紹介する。
魚切ダム前のログハウスとは?

このログハウスは、広島県の魚切ダム近くに存在する未完成の建物である。
元々は別荘や宿泊施設として建築されていたようだが、途中で工事は止まり、現在に至るまで放置され続けている。
周囲は深い森に囲まれ、人通りはほとんどない。
近くには小さな橋が架かり、その下を川が静かに流れている。
この水辺には古くから霊が集まりやすいと言われており、ログハウス周辺も自然と心霊スポットとして認識されるようになった。
魚切ダム前のログハウスの心霊現象
魚切ダム前のログハウスの心霊現象は、
- 女性の霊が姿を現す
- 耳元で「助けて」と囁く声が聞こえる
- 二階にガイコツがあったという目撃談
- 周囲の川の方から奇妙な音や声が響く
である。これらの噂は、訪れる者に強い恐怖を与えてきたのである。
以下、これらの怪異について記述する。
ログハウス内部はガラスの破片が散乱しており、足を踏み入れるだけで不気味な音を立てる。
夜に訪れると、森のざわめきに混じって川の方からかすかな声が聞こえることがある。
誰もいない二階に上がると、そこには確かに人骨のようなものを見たと語る者もいた。
ただし後の調査でそれが本物のガイコツではなかったことは判明しているが、目撃者の恐怖は消えない。
また、突然耳元で「助けて」という声が囁かれたという体験談も複数存在する。
冷たい風が吹いたわけでもないのに、首筋に息がかかったような感覚とともに声が響いたという。
こうした現象が、訪れた人々の心に深く刻まれているのである。
魚切ダム前のログハウスの心霊体験談
実際にこのログハウスへ肝試しに訪れた若者は、二階に足を踏み入れた瞬間に頭痛を覚えたという。
暗がりの中で携帯のライトを向けると、柱の陰に白い影が立っていた。慌てて友人を呼び振り返ると、その影は跡形もなく消えていた。
逃げるように外へ出たが、その帰り道、橋を渡る際に川の方から何度も名を呼ぶような声がしたという。
魚切ダム前のログハウスの心霊考察
このログハウスについては、かつて6人家族が住んでいたが父親が発狂し一家を皆殺しにした、という物騒な噂も存在した。
しかし近年の検証で、それは完全なデマであり、この建物はそもそも住人がいた形跡すらなく、建設途中で放置されていたことが判明している。
では、なぜ数多くの心霊現象が語られるのか。それは、周囲の環境に要因があるのかもしれない。
人の気配が皆無の森、夜に響く川の音、水辺に霊が集まるという古来の言い伝え。
これらが恐怖心を増幅させ、訪れる者の脳裏に幻覚や幻聴を呼び起こすのではないか。
しかし、だからといって「そこには何もない」と断言できるほど、この場所は生ぬるくない。
闇に目を凝らし耳を澄ませば、あなたにもきっと何かが囁きかけてくるだろう。
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