旧天神トンネルのウワサの心霊話

兵庫県多可郡多可町。中区と八千代区を結ぶ県道295号線沿いに、かつて使われていた「旧天神トンネル」が存在する。
新天神トンネルの開通により廃道となったこのトンネルは、心霊スポットとして噂されている。
特に隣接する糀屋ダムで命を絶った者の霊魂が、この旧隧道に寄ってくると言われ、夜に入ると男性の笑い声が響くこともあるという。
本記事では、旧天神トンネルにまつわる心霊噂や体験談、現地の状況を整理する。


旧天神トンネルとは?

旧天神トンネルの外観

旧天神トンネルは、兵庫県道295号 八千代中線沿いにある廃隧道である。
新トンネルが1998年に開通したことで、旧隧道は封鎖され、現在は通り抜けできない。
入口はフェンスやチェーンで塞がれているものの、隙間や脇道から中の様子がうかがえる状態である。
隧道内部は手掘りの岩肌をモルタルで補強した箇所もあり、自然の緑に囲まれた狭い空間が続く。


旧天神トンネルで語られる心霊現象

このトンネルに関する心霊噂は、糀屋ダムと密接に結びつく。

  • 糀屋ダムで自殺した者の霊魂が集まる
  • 夜にトンネルに入ると、男性の笑い声がどこからともなく響く
  • 廃隧道の薄暗い環境が、心理的緊張を増幅させる

体験者の話では、幽霊そのものが見えるわけではなくても、空気の重さや音の異様さが“霊の存在”として記憶されやすいという。


旧天神トンネルの現地状況

  • 東西両側に坑口があり、両方とも厳重に封鎖されている
  • トンネル入口前には高さ制限標識やバーが設置され、立ち入りを防ぐ構造になっている
  • 内部には垂れ下がった蛍光灯があり、冷気と白い靄が漂うこともある
  • 隧道前の旧道や周囲の林道は、投棄物や倒木があり、踏み越えや進入には危険が伴う

探索者の報告では、入口や脇道から中を覗くことは可能で、内部のライナープレートや手掘りの岩肌が確認できる。
隧道前の広場や旧道のカーブも、幽霊噂を演出する不気味な要素として認識される。


心霊体験談・口コミ

  • 「雰囲気はあるけど封鎖されていて入れない。外から見るだけでも迫力がある」
  • 「心霊サークルの女子たちが深夜に撮影に行った」
  • 「中は手掘りで岩が出たまま、狭く進入禁止の場所には行かない方がいい」
  • 「旧道の斜面に不法投棄物があるが、道路の位置を確認する手がかりになる」
  • 「坑口から漂う冷気や蛍光灯の揺れが、心霊的な雰囲気を強める」

これらの報告から、トンネルそのものの状態だけでなく、周囲の環境も怪談の舞台として重要であることがわかる。


旧天神トンネルが“怖い場所”として語られる理由

1)糀屋ダムでの事件との結びつき
自殺者の霊が寄ってくるという噂は、隣接する心霊スポットとの心理的リンクを形成する。

2)閉鎖されたトンネル空間
手掘りの岩肌や狭い内部は、心理的な不安や緊張を増幅させる。

3)廃道化による人の手の介入の少なさ
倒木や投棄物が残ることで、人間の気配が薄く、異界感が強まる。

4)後付けの語り
夜に男性の笑い声が聞こえた、冷気や白い靄が漂った、という体験談が語り継がれ、心霊イメージを補強している。


注意点

  • 現在は封鎖されており、立ち入りは禁止されている
  • 投棄物や倒木のある斜面を登るのは非常に危険
  • 廃道とはいえ、舗装のひび割れや段差に注意が必要

探索や撮影を行う場合は、安全第一で外からの観察にとどめるのが望ましい。


まとめ

旧天神トンネルは、糀屋ダムの霊的噂と結びつく廃隧道である。
新トンネル開通により封鎖された現在も、手掘りの岩肌や垂れ下がる蛍光灯、冷気や白い靄が、心理的な不気味さを演出する。
幽霊の存在は断定できないが、環境と過去の事件、廃道化した空間が作り出す“不確かな恐怖”の舞台として、多くの心霊ファンの興味を引き続けている。


旧天神トンネルの地図

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