沖縄陸軍病院南風原壕群20号では2千人程度に自決用の青酸カリを残し撤退した場所として知られている悲惨な歴史がある。今回は、沖縄陸軍病院南風原壕群20号のウワサの心霊話を紹介する。
沖縄陸軍病院南風原壕群20号とは?
沖縄戦では鉄の暴風が吹き荒れたと云われる程大きな被害を受けたのだが、沖縄陸軍病院南風原壕群20号がある南風原町も悲惨であった。
南風原国民学校校舎に陸軍病院が設置されたため、黄金森(こがねもり)と呼ばれる場所に約30もの横穴壕が掘られた。
壕の中は真っ暗で湿っており、天井が低く狭い空間である。この場所に大量の人々がつめこまれていたのである。
沖縄戦が始まると数千の傷を負った兵士が運ばれたが、医療設備や薬が乏しく満足な治療ができず、麻酔なしで手足の切断などの手術が行われた。
アメリカ軍の侵攻が進むと沖縄陸軍病院は南部へと撤退することになるのだが、重傷の兵士は青酸カリなどで自決を強要されるなど、多くの者が悲惨な最期をむかえた場所である。
沖縄陸軍病院南風原壕群20号を見学するには、事前に予約が必要なため南風原文化センターに連絡するといい。(見学料一般(町外)300円ほど)
昨日は旧海軍司令部壕(写真)、今日は沖縄陸軍病院南風原壕群20号に行きました。
— 琴乎あおい (@kotoko_aoi) March 19, 2019
たまたま連日になったけど、比較して見れたので良かった。
同じ壕といっても、病院の方が狭く暗く、海軍司令部の方が広く綺麗で強度もあり、怪我をおった民間人よりも偉い人に良い環境が与えられたのかとか色々考えました pic.twitter.com/JmfZacCNVQ
沖縄陸軍病院南風原壕群20号の心霊現象
沖縄陸軍病院南風原壕群20号の心霊現象は、
- 体調不良になる
- 事故に遭う
である。特に霊感が強い方がこの場所に行くと、気分が悪くなると云われており、肝試しなど面白半分で行くと事故に遭うらしい。
霊障が起こる場所らしく、中途半端な気持ちで訪れる場所ではないとのこと。真っ暗な中でラジオらしき音や複数の女性の声を聞いた者も。
目撃情報は少ないものの、霊の姿を見たという話もある。
兵士は覚悟を持ち亡くなった者が多いといわれており、そうではない霊の存在が多いようだ。
#沖縄心霊スポット【No.1233:沖縄陸軍病院南風原壕群20号】沖縄県島尻郡南風原町喜屋武にある壕。沖縄戦中に多数の重病者が青酸カリによって自決した。現在は平和学習に利用されている為、見学以外での立ち入りはできない。※要予約。pic.twitter.com/k11OrIMSCI
— れぷとん@心霊スポット最前線(半bot) (@lepton0726) June 27, 2022
沖縄陸軍病院南風原壕群20号の場所・アクセス・地図
沖縄陸軍病院南風原壕群20号の住所 | 〒901-1113 沖縄県島尻郡南風原町 |
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交通アクセス | 那覇市から那覇東バイパス/国道329号 経由で17分 |
最寄りのバス停 | 喜屋武(徒歩7分)県道86号 経由 |
最寄り駅 | 近くに駅はない |
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