仏島は、愛知県蒲郡市にある岩だらけの島で日本昔ばなしでも恐怖話が放映された恐ろしい伝説がある。今回は、仏島のウワサの心霊話を紹介する。
仏島とは?
仏島は、三河大島の無人島から南にあるゴツゴツした島である。潮が引き気味のタイミングで岩肌が現れ、それが仏(仏像)のように見えることから仏島と名づけられたようだ。
蒲郡の陸側からは三河大島に隠れ見えない神秘的なスポットとして知られ、民話では島の周りで船乗りの多くが遭難して命を落とした「船の墓場」「死者の海」などと呼ばれることも。
仏島
— 桃屋 (@Vl2aKrsiJ3jykE5) September 11, 2019
まんが日本昔ばなしにも収録されている愛知県蒲郡市近海にて実際にある小島
この場所は古来から岩礁地帯で舟の事故が多発し死の海と呼ばれ船乗り達に恐れられていた
そんな所に誰がいつこの石碑を設置したのか正確な情報が見つからない謎の小島#都市伝説 pic.twitter.com/zdY2P45FL2
仏島の心霊現象
仏島の心霊現象は、
- ドクロの顔をした人たちが手招きしている
である。昔からこのあたりは、海面すれすれ顔をのぞかせるゴツゴツとした岩が多いことから、船が座礁して死者が相次いだそうだ。
昔話では、ある日兄弟の船頭が石塔を運ぶために航行していると、潮の流れが突然変わり船は仏島へ引き寄せられ、兄弟もろとも海の中へ。
必死に仏島から逃れようとするが、島の頂上でこの世の者とは思えないドクロの顔をした人々が手招きをしていたという話だ。
それから、しばらくして兄弟は仕事のため船を出したが、今度は死者の海へ近づかないように回り道の航路を選んだが、またしても仏島へ潮の流れが変わり、舵が効かなくなった。
今度ばかりは、助からないだろうと兄弟は念仏を唱えるが、島の方を見ると頂上に海に落ちたはずの石塔が立っていた。
これを見て兄弟は、死者の海でなくなった者が供養を求め石塔をこの場所まで運んだのだろうと思った。
哀れに思った兄弟は、この話を村の衆に話し、お坊さんを呼び供養を行ったそうだ。
現在も石塔が島の上に立っており、この海で亡くなった者を供養しているという。
この島での体験談によれば、島をぼんやりと眺めていると島のほうで手招きをしている集団の霊を目撃されている。
供養はされたというが、未だ供養を求め現在も手招きをしていると云われているそうだ。
【愛知】蒲郡・仏島を題材に民話アニメ 日本昔ばなし協会プロジェクト
— 中日新聞 (@chunichi_denhen) July 6, 2022
一般社団法人「日本昔ばなし協会」(東京)は、各地の海にまつわる民話をアニメ化する「海ノ民話のまちプロジェクト」で、蒲郡市の「仏島」を映像化することを決め、制作陣が5日に市役所を訪れた。https://t.co/Q6VA5DEvxe
仏島の場所・アクセス・地図
仏島の住所 | 〒443-0021 愛知県蒲郡市 |
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交通アクセス | カヤックや船などを利用して近くまでいけるようだが詳細不明 |
最寄りのバス停 | さかえの郷前 |
最寄り駅 | 三河三谷駅 |
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