長野県松本市中川にある「会吉トンネル」は、幹線道路として使用されているが、心霊現象でも有名な場所である。霊が出ると言われる理由は、過去に殺人事件が発生したと言われており、奇妙な現象が報告されることがある。今回は、会吉トンネルのウワサの心霊話を紹介する。
会吉トンネルとは?
会吉トンネルは長野県松本市中川にあり、最寄りの駅は西条駅(長野)。西条駅から直線距離で4563m、標高は海抜1004m。
峠の登り口から僅か3~4分ほど登ると、まずは松本市~筑北村境の会吉隧道が現れる。
この隧道は、幹線道路だった頃(三才山トンネル開通以前)には、普通車同士が離合できる幅員を持っていたが、現在は信号機による交互通行が必要。
なお、現在の隧道は昭和10年に拡幅改修されたもので、完成当時の姿は失われている。
会吉隧道は、延長135.0m、幅員5.4m、高さ3.9mで、明治23年に竣工され、昭和10年に改築された。
現在でも、国道として通年を通して、通勤路線として使用されている。
毎日、除雪、塩カル散布、隧道内のツララ除去、倒木除去、土砂除去、地滑り対処などの整備が行われているらしい。
冬季には、早朝までに全線で除雪が行われ、普通車同士のすれ違いがギリギリとなるほど、道路が狭くなるが、管理のおかげで通行が安心できるという。
過疎地の移動販売車も通行可能。信号機は、冬季の除雪時にトンネル内に雪が堆積して、道路が狭くなるため必要。
信号機は定期点検で、信号不点灯のないように維持されている。
会吉トンネルの信号機。
— イナ (@ina_419) October 6, 2021
このトンネルの出入り口に信号があるのは、旧道の方の和田峠隧道でも見たことあるが珍しい。 https://t.co/X3fKA0sa9S pic.twitter.com/UTnQapAlcT
会吉トンネルの心霊現象
会吉トンネルの心霊現象は、
- 母子の霊が出る
- 自殺者の霊が出る
- 女性の霊が出る
「会吉トンネル」は、松本市から国道143号を経由して約35分の場所にあり、長野では有名な心霊スポット。
ゴツゴツとした岩肌が露出しており、雰囲気だけでも非常に怖い場所。
昔、青木峠で親子の遺体が別々に発見される事件が起こった。
その現場がこのトンネルだと云われている。
このトンネルで「助けて」という声を聞くと、気持ちが不安定になり、身体がおかしくなることもあるらしい。
このトンネルは、明治23年頃(1890年頃)に建設されたもので、狭くて恐ろしいと評判。
過去には、このトンネルで親子がバラバラになった遺体が発見されるという凄惨な殺人事件が起きたという。
その事件以来、トンネル内では奇妙な現象が報告されるようになった。
カーナビが突然故障したり、人の声が不意に聞こえたりするという報告もある。
訪れる方は、事故に巻き込まれないように十分に注意した方がいい。
また、このトンネルでは焼身自殺者の霊や長期間行方不明だった女性の霊が目撃されると云われている。
明通トンネルだけでなく、こちらのトンネルにもバラバラ殺人の母子の霊が現れることもあるようだ。
出入口近辺はコンクリートで塗られているが、中間部分は露出した岩盤で、モルタルで固められている。
見ると、凹凸が顔のように見えることもあるという。
ある人が動画編集中に不気味な声を収録していたと報告している。
最初はうなるような声で、「ウウウ」と聞こえ、さらに女性の声で「アアウウウ」と聞こえたらしい。
青木峠で起きた母子バラバラ殺人事件
平成元年(1989年)5月13日。
測量に訪れていた職員が、青木峠(国道143号線沿い斜面)で黒いビニールから人の頭部が出ている遺体を発見。
警察が駆け付けると、周囲にはバラバラになった胴体やオムツ姿の男児の遺体が発見された。
遺体はナタのようなもので切断されており、パジャマ姿だったそうだ。
船橋市在住の40歳の母親と2歳の長男であることが判明。子供は絞殺だった。
行方不明になっていた夫を指名手配していたが、熊本県の交番を覗く不信な男性に事情を聞いたところ、自供し逮捕された。
男性は所持金が77円ほどで、妻子の写真38枚を持ち歩いていたという。
阿蘇山の噴火口に飛び込み自殺する予定だったが、できずに自首したという。
会吉トンネル、明通トンネルで検索すれば出てきますが、近くで凄惨な事件があったとか無かったとか…。
— NGS(〆ふ) (@leongs_jp) July 5, 2016
会吉トンネルの場所・アクセス・地図
会吉トンネルの住所 | 日本、長野県松本市中川 |
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交通アクセス | 長野市から長野自動車道 経由で約1時間9分 |
最寄りのバス停 | 会吉車庫(徒歩30分)国道143号 経由 |
最寄り駅 | 西条駅(徒歩2時間16分)県道277号 経由(車で17分) |
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