宇ノ尾隧道は、新しいトンネルが開通したことからほとんど利用されなくなった旧トンネルである。霊感が強い者から弱い者まで、何かしら心霊体験ができる場所らしい。今回は、宇ノ尾隧道のウワサの心霊話を紹介する。
宇ノ尾隧道とは?
昭和38年(1963年)1月に竣工した宇ノ尾隧道は、新宇野尾トンネルが開通した。
平成9年(1997年)以降はあまり利用されていない道だという。
一般の地図には掲載されているが、小さな町道であるため、見落としてしまうこともある場所である。
集落のはずれに怪しいコンクリートの簡易舗装路が延びており、そこから宇ノ尾隧道が存在する。
隧道の狭さから車の通行は困難で、完全な1車線で普通車と歩行者の離合も不可能なほど。だが、内部には照明があり、現役で稼働しているようである。
反対側の坑門も狭く、高さのある石垣が特徴的な雰囲気を醸し出している。
この側も広くはないため、普通車同士の離合は難しい。
また、出口には急カーブがあり、厳しい造りとなっている。
側壁がコンクリートではなく石垣であることから、宇ノ尾隧道は古い歴史を持つことがわかる。
開通当初は手掘りまたはレンガ造りだった可能性も高いらしい。
周囲の雰囲気と合わせて、古道と呼ぶに相応しい道であり、ただの町道とは思えないほどの趣があるトンネルである。
宇ノ尾隧道。並行して少しオーバースペックな新宇野尾トンネルがある。
— ような (@yharu229) March 6, 2021
六郷IC側から旧道へ入ると、このまま山を登っていくんじゃないかと不安になるアプローチ。あとジムニーいいなぁ pic.twitter.com/cEvHIlVPKC
宇ノ尾隧道の心霊現象
宇ノ尾隧道の心霊現象は、
- 老婆の霊が出る
である。以前このトンネル内で老婆が強盗に襲われ殺害されたという事件があったとウワサされており、心霊スポットとして地元では有名であるという。
地元の小学生が、宇ノ尾隧道に夏休みの自由研究で訪れたところ、老婆の霊を目撃したという情報がある。
トンネル内に照明(明かりが2つあるらしい)があることから、現役で使用されているらしいが、ひと気がなく1人で行くと不気味な雰囲気に飲み込まれてしまうかもしれない。
この場所に肝試しで訪れた者の中には、足音や何者かの呻き声が聞こえるという話もある。
入ってはいけない隧道として知られているらしく、圧迫感があり霊感が強い者はさまざまな霊障が起こるらしい。
宇ノ尾隧道の場所・アクセス・地図
宇ノ尾隧道の住所 | 日本、〒409-3124 山梨県南巨摩郡身延町樋田 |
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交通アクセス | 山梨市から笛吹ライン 経由で約54分 |
最寄りのバス停 | なかとみ和紙の里(徒歩44分)県道9号 経由 |
最寄り駅 | 久那土駅(徒歩25分)県道9号 経由(車で4分) |
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