笹子トンネル

笹子トンネルは新トンネルと旧トンネルがあり、新トンネルでは痛ましい事故が発生した場所である。どちらのトンネルでも心霊体験をした者の話があるという。今回は、笹子トンネルのウワサの心霊話を紹介する。

笹子トンネルとは?

笹子トンネル(ささごトンネル)は、山梨県大月市と同県甲州市の間に位置するトンネルで、中央自動車道本線(西宮線)に属している。

このトンネルは中央自動車道の大月JCT(山梨県大月市)から勝沼IC(山梨県甲州市)までにある。

全長は下り線が4717 m、上り線が4784 mで、いずれも2車線を有している。

中央自動車道では、恵那山トンネルに次いで2番目に長いトンネル。

歴史として、笹子トンネルの工事は1972年(昭和47年)に着工された。

しかし、2012年(平成24年)12月2日には上り線の東京寄りの場所で天井崩落の事故が発生した。

笹子トンネル天井板落下事故

2012年12月2日に山梨県の中央自動車道上り線の笹子トンネルで悲しい事故が発生した。

トンネル内で約130mにわたってコンクリート製の天井板が270枚も落下し、走行していた車が巻き込まれたのである。

この事故で9人が亡くなり、2人が負傷。

落下した天井板はコンクリート製で、1枚の大きさは縦1.2m×横5m、厚さは8~9cm、重さは1.2トンもあった。

その天井板が138mの区間にわたってトンネル内に落下したのである。

現場を通過していた車はコンクリート板に押しつぶされ、3台の車が下敷きになった。

そのうちの2台が発火し、トンネル内に高温の煙が充満。

乗用車に乗っていたのは男性(70代)1名と女性(60代・70代)2名で、彼らは悲しいことに焼死体として発見された。

また、レンタカーのワゴン車には20代の6人が乗っていたが、1人だけが自力で脱出。しかし、残りの5人は脱出できず、火災の中で亡くなってしまった。

彼らはシェアハウスで一緒に生活していた仲間たちだった。

さらに、保冷車を運転していた50代の男性は事故直後、携帯電話で助けを求めていたが、数秒で通話が途切れてしまった。

レスキュー隊が約5時間後に彼の車に辿り着いた時には既に亡くなっていて、死因は肺損傷などによる呼吸障害だと判明した。

笹子トンネルの心霊現象

笹子トンネルの心霊現象は、

上り線

  • 叫び声が聞こえる
  • 天井に男性の顔が浮かび上がる
  • 車に手形がつく
  • エンジンが急停止する

下り線

  • 少女の霊が出る

である。笹子トンネルは、新旧の2本のトンネルがあり、2012年の事故が発生したのは上り線用の新トンネルである。

新トンネルで事故が発生したため、心霊スポットとしてウワサされるようになったのは事実としてあるが、それよりも前に旧トンネルの方が心霊スポットとして有名だった。

旧トンネルでは昔、少女が交通事故で亡くなったことがあり、その後心霊現象が多々起こると云われている。

このトンネルは、鬱蒼と茂る森の中に存在しており、人気がなく不気味な雰囲気が漂っているらしい。

2019年4月13日より、初狩パーキングエリア・笹子トンネル下り線入口近くに慰霊碑が2か所設置されている。

迷い込んだ旧笹子隧道で出会った謎の少女

約10年以上前の話。

私はバイクで旧笹子隧道に向かっていた。

夕方になり周囲は薄暗くなっている頃に、甲府側から隧道を抜けて、大月側の広場にバイクを停め、写真を撮ろうとしていたとき、隧道の奥から鈴の音が聞こえてきた。

チリーンチリーン

最初は、登山者が熊避けのために身に着ける鈴かなと思ったのだが、明らかに隧道の中から聞こえる。

しかも、音がだんだん大きくなってきた。

周りを見渡し、視線を戻すと、入口の所に赤い浴衣を着た少女(5歳~6歳)が立っていた。

それ以降のことはあまり覚えていないが、バイクに飛び乗り大急ぎで帰宅した。

後に調べてみると、旧道が使われていた頃、祖父母の家に遊びに来て交通事故で亡くなった少女がいたことを知った。

笹子トンネルの場所・アクセス・地図

笹子トンネルの住所 日本、〒409-1204 山梨県大月市
交通アクセス 山梨市から県道212号 経由で約33分
最寄りのバス停 新田(徒歩1時間18分)県道212号 経由及び、日影上(徒歩1時間35分)県道212号 経由
最寄り駅 甲斐大和駅(徒歩2時間)県道212号 経由及び、笹子駅(徒歩1時間58分)甲州街道/国道20号 と 県道212号 経由

笹子トンネルの地図(Googleマップ)

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  • ハルシオン 2023年7月16日 at 9:33 PM on パチンコ新天地(廃パチンコ店)|ウワサの心霊話先月通りかかったら、どうやら解体が始まったのか建物が壊されていましたね。 昨年の春、深夜3時過ぎにこそっと忍び込んだことがあるのですが、30年近く前のパチスロが出入口に捨てられ無惨な姿になっているのを見てゾクッとしました。残されたままのイス、ぽつりと残されたドル箱、閉店直前から止まったままのカレンダー、いろんなものに寂しさを感じました。 オープン当時は経済としてのバブルは崩壊真っ只中でしたが、奇しくもこの頃は空前のパチスロブーム到来の時期でもありパチンコ業界にとってはバブル期でした。当時の道路交通事情がよく分からないのでなんとも言えませんが、今となってはこんな場所に客集まるのか?と疑ってしまうような無謀な立地に感じました。10年足らずで潰れてしまったことを考えても、案の定やはりこの「新天地」を選んだのは間違いだった、のかもしれませんね…。
  • にーと 2023年10月10日 at 1:49 PM on 亀石峠|ウワサの心霊話その少年、私の親戚の友人…かもしれないです。 遠い親戚なんですけど、話を聞くと「虫取りをしてくる」と4時くらいに言い、帰ってこなかったそうです。 ランニングシャツというのは、もしかしたら少年期によく着たタンクトップなのかもしれないです…
  • Shawn Barclay 2022年10月18日 at 2:35 PM on ヒートゥー島|ウワサの心霊話翻訳で申し訳ありませんが、神社がどのように乱れたかを知りたいです。 神社へのお供えは? 神社にはまだ提灯や龍の花瓶がありますか? ノロワ島に戻って神社の写真を撮ってもらえませんか? 可能であれば補償する(あなたのためのお金) そこに戻ることに懸念がある場合は、問題ありません。 お知らせ下さい。 Best Regards,
  • なな 2024年4月6日 at 12:46 PM on 海風洋館プルメーリア(プルメリア)|ウワサの心霊話心霊ユーチューバー オウマガドキ そこでも プルメリア紹介されてます。 女の霊がしっかり写ってました。怖すぎです

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