旧割石トンネル 

旧割石トンネル(割石隧道)は、外国人労働者を劣悪な環境下で工事を進め多くの犠牲者を出したとウワサになっている場所である。この場所では作業員の霊が出るなどのウワサが後を絶たない。今回は、旧割石トンネル(割石隧道)のウワサの心霊話を紹介する。

旧割石トンネル(割石隧道)とは?

旧割石トンネル(割石隧道)は、山梨県の市川三郷町の黒沢と落居の間にある割石峠にある。

昭和34年(1959年)に開通し、長さ100mある。

トンネルの内部は、素堀りした地面にコンクリートを吹き付けた内壁で覆われており、トンネルに入ってすぐに落居側の坑口から窪んだ場所に地蔵が置かれているという。

現在では、平成12年(2000年)に開通した新割石トンネルにより簡単に峠を越えられるようになり利用が減っているらしい。

旧峠とトンネルの謎と道祖神の存在

黒沢側の坑口の近くには、「割石の石龕」と書かれた看板がある。

この付近からは、トンネルができる以前の道が延びているようだが、藪に覆われていて入口は見つけることができないらしい。

一方、落居側の坑口の近くにはお経が書かれた石碑があり、それが入口のように見え、こちらも藪に閉ざされていて確かではないらしい。

このトンネルの近くには身延線の線路沿いに「入の石龕」という場所があり、トンネル内にあった像と同様のものが祀られている。

これらの像が道祖神のような存在であると仮定すると、このトンネルは昭和34年(1959年)に開通し、黒沢を過ぎると甲州弁の語尾が変わる地域で、かなり困難な交通状況だったと推測する者もいる。

また、お供え物が常にあるほど信心深い住民がいる地域である可能性もあるらしい。

旧峠への道が藪に閉ざされていることを考えると、トンネルが開通する前の峠道が実質的に廃道になり、旧峠にあった道祖神を元の位置のすぐ下に移設しようとした結果、その地蔵が現在のトンネル内に祀られることになったと推測されている。

もし戦後に建設されたトンネルであれば、工事中に事故が起きた場合は慰霊碑があることだろうし、そのような記録も残っているはずだ。

また、特に像が最近60年程度のものではないように見えるという。

旧割石トンネル(割石隧道)の心霊現象

旧割石トンネル(割石隧道)の心霊現象は、

  • 作業員の霊が出る
  • 口裂け女が出る
  • 老婆の霊が出る
  • 女性の声が聞こえる
  • 体調不良になる

である。旧割石トンネルの建設中には、過酷な労働条件と劣悪な環境のため、多くの死傷者が出たとされている。

さらに、外国人労働者(主に朝鮮人)が衰弱し、壁に埋められたというウワサも広がっている。

ただし、これらの噂の真相ははっきりとしていない。

だが、ボロボロの作業着をまとった霊の姿が頻繁に目撃されていると云われている。

また、トンネルの出入り口付近では口裂け女の出没が有名な話もある。

トンネル内には目が赤く光る石仏が建てられており、これは亡くなった作業員たちを供養するためのものとされているそうだ。

この石仏の近くでは謎の老婆が現れるとも云われ、管理しているという話も。

肝試しに訪れた者の中には、トンネル内で女性の声が聞こえたらしく、パニックになったという体験談がある。

女性の声を聞いた後に手足の痛みなどの体調不良になるものが続出したらしい。

呪われた旧割石トンネルの遭遇体験

これは、友人から聞いた話である。

旧割石トンネル(割石隧道)は、安全管理ができておらず、多くの犠牲者が出たと云われており、供養の石仏をトンネルに置いても作業員の霊が出るとウワサされていた。

トンネル内は壁が凸凹しており、気味が悪かった。

メンバーの1人は「帰りたい」と言い出していたが、トンネルにある石仏を見ずに帰るわけにはいかなかった。

トンネルを進んでいき、祠を覗き込むと、石仏の顔がまるで睨みつけているように感じた。

友人の1人が「あれはなんだ」と言ったため、振り向いて見ると、そこには幾つもの黒い影がうごめいていた。

人影のように見えたのだが、人の顔のようにも見えた。

私たちは硬直して動けなくなり、息苦しくなったため、石仏に手を合わせ「助けてください」とすがる思いで祈った。

すると体が楽になり、黒い影は姿を消していた。

助かったと友人を起こし、出口まで走って帰ったのである。

旧割石トンネル(割石隧道)の場所・アクセス・地図

旧割石トンネル(割石隧道)の住所 日本、〒409-3603 山梨県西八代郡市川三郷町
交通アクセス 山梨市から笛吹ライン 経由で約47分
最寄りのバス停 駅前通り一丁目(富士川町)(徒歩43分)県道9号 経由
最寄り駅 鰍沢口駅(徒歩43分)県道9号 経由

旧割石トンネル(割石隧道)の地図(Googleマップ)

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