錦城山公園(大聖寺城址)は、静かで歴史を感じる初心者向けの山城跡。古城山であり、落ち武者や自殺者の霊が出ると云われる場所だという。今回は、錦城山公園(大聖寺城址)のウワサの心霊話を紹介する。
錦城山公園(大聖寺城址)とは?
大聖寺市の西端にある城跡は、古くは「錦城山」と呼ばれていた。
南北朝時代の文献で初めて登場するこの城跡は、津葉城として知られていた。
この場所は水陸交通の要所であり、越前国境に近く、高さ約63メートルの山だったが、南・北・東の斜面が急で、天然の要塞として軍事上重要な拠点であった。
戦国時代には、加賀の一向一揆の拠点として使われ、越前朝倉氏との攻防戦の舞台になった。
後に織田信長が一向一揆を制圧し、羽柴秀吉が丹羽長秀にこの地を与え、溝口定勝(秀勝)が大聖寺城主となる。
その後、城の原型とされる縄張りが残された。
城は様々な領主の下で変遷したが、慶長5年(1600年)に前田利長に攻められ、落城。
その後も前田家の支配下にありましたが、15年後に廃城となった。
その後は藩邸が建てられ、城の保存状態は良好。
最近の調査で、天守閣に相当する建物や堅固な防御の構造が見つかる。
この城跡は織豊時代の領主の本拠地として、県内唯一の残存例であり、織豊時代の城郭の発展や地域への影響を理解する上で貴重な場所である。
初心者におすすめの山城跡散策:静かな雰囲気と歴史を感じる場所
小学校低学年の子供と一緒に登る人もいる場所で、駐車場もたくさんあり、いくつかのルートがあるため、歩く時間を調整できそうとのこと。
初心者向けの登山なら大丈夫らしい。
この山は昔の城跡で、堀や土塁が残っている。
標高はそこまで高くないが、城全体を歩くと結構時間がかかる。
入口にパンフレットがあり、それを見ながら登ると良いだろう。
公園という名前がついているが、遊具や賑わいはなく、山頂へ続く遊歩道がメインのような感じだ。
散策気分で楽しめる登山スポット。
山頂に向かう途中には、廃墟になった遊具が点在している。
昔はここで家族連れがピクニックを楽しんでいたのだろう。
日曜日の午前中でしたが、すれ違う人はいないらしく、静かで落ち着いた雰囲気。
だが、イノシシに注意の看板もあり注意が必要である。
山は整備されていますが、公園ではなく城跡として保たれている。
山城初心者にはちょうど良い難易度で、歴史的な見方をするには別の資料を調べる必要があるが、戦国時代の城を体験するには良い場所。
大聖寺城ずら。(石川県加賀市)
— 雪風 (@DD102_YUKIKAZE) August 10, 2020
錦城山公園が城跡。
曲輪、堀切、虎口、切岸、馬洗池などが残る。
本丸には丸岡城より大きい櫓と付櫓があったと言われる。
南北朝時代の頃に築城され加賀一向一揆や関ヶ原の戦い(北陸戦線)では重要拠点になった。 pic.twitter.com/wuWLhGq9pg
錦城山公園(大聖寺城址)の心霊現象
錦城山公園(大聖寺城址)の心霊現象は、
- 落ち武者の霊が出る
- 自殺者の霊が出る
である。戦国時代には、一向一揆の拠点となり、越前朝倉氏と激しい戦いが繰り広げられた。
織田信長によって一向一揆が鎮圧された後、城主が何度も変わったが、慶長五年(1600)に前田利長に攻められて落城し、それ以降は前田家の支配下に入った。
この経緯から、その城では落武者の霊が出るというウワサがある。
近年では山の中で首吊り自殺が多く起こっており、その城を「首吊りの名所」と呼ぶ人もいるらしい。
そのため、自殺者の霊も出ると云われている。
実際にその公園を訪れた人たちからは、外の空気が違う感じや、何かがまとわりつくような感覚を覚えるという声がある。
錦城山の神秘 過去と現在が交差する不思議な場所
ある日、その城跡を訪れた少年と少女は、歴史の謎に興味を抱き、山を登り始めました。
空気が変わり、まるで過去の戦いの余韻が残っているかのように感じられました。
少年「ねえ、この場所、なんだか不思議な空気が漂ってるね。」
少女「そうだね、何か特別なことがここで起きたみたい。城の歴史を感じるような気がするよ。」
少年「そうだね、昔の戦いの痕跡がまだ残ってるみたいだよ。」
少女「でもね、この山は落ち武者の霊が出るって言われてるんだって。」
少年「え、マジで?そんなことが…」
彼らは山頂に至り、そこで歴史の幻影を感じ始めました。
少女「そうなんだよ。それと同じく、最近ではここで自殺者が出てるって。だから自殺者の霊も出るってウワサなんだって。」
少年「怖い話だな…でも、なんだか不思議な雰囲気が楽しいような気もする。」
少女「うん、そうだね。歴史を感じるっていうのも面白いよね。」
霧が立ちこめ、静寂が支配する中、過去と現在が重なり合う瞬間に立ち会ったかのような感覚に襲われました。
少年「この景色は本当にすごいな。過去と現在が交差するような感覚がするよ。」
少女「そう、まるでここで時間が止まったような不思議な場所なんだ。」
彼らは歴史の舞台として名高い錦城山に立ち、その土地が持つ歴史と霊的なエネルギーに触れたのである。
戦国時代の壮絶な戦いと、山が抱える魂の物語について考えながら、彼らの心には感動と不思議な感覚が共存していた。
錦城山公園(大聖寺城址)の場所・アクセス・地図
錦城山公園(大聖寺城址)の住所 | 日本、〒922-0862 石川県加賀市 大聖寺地方町 |
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交通アクセス | 金沢市から北陸自動車道 経由で49分 |
最寄りのバス停 | 錦町[加賀市](徒歩4分)国道305号/県道5号 経由 |
最寄り駅 | 大聖寺駅(徒歩19分)国道305号/県道5号 経由 |
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