金沢市小立野の住宅街に佇む『すみれ児童公園』は、周囲には上野八幡神社があり、その神聖な空気が漂う場所。しかし、この公園には不思議なウワサが立ち込めているという。今回は、すみれ児童公園のウワサの心霊話を紹介する。
すみれ児童公園とは?
『すみれ児童公園』は石川県金沢市小立野の住宅街にある。
また、公園内には上野八幡神社がある。
近くの神社の影響もあるのか、不思議な雰囲気があるらしい。
上野八幡神社 静寂の中に響く謎めいた碑
子供たちにとって楽しい場所で、隣には公園があり、裏手には工学部の石垣もある。
スーパーマルエーの手前に位置し、ガラスの扉を開けて参拝できる場所。
金沢の街の端にあり、とても静かな場所である。
社務所で御朱印をいただける。
この場所には、文久元年(1861年)に宝憧寺に建てられた碑がある。
明治8年(1875年)にここに移されたらしい。
碑には穴が開いているのだが、何かに使おうとして割られたのではないかと推測されている。
隣には由緒を記した碑も建っている。
すみれ児童公園の心霊現象
すみれ児童公園の心霊現象は、
- 自殺者の霊が出る
である。『すみれ児童公園』は住宅街にある心霊現象で有名な場所。
以前、男性が自殺したという話があり、その霊が公園内に出没するとウワサされている。
しかし、近くの神社で自殺したとの説もあり、どちらが真実なのかはっきりしていない。
公園内では男性が首を吊ったとされる場所で不快な感覚を抱くという報告があり、霊感のある人々はその近辺で不快な体験をすると云われている。
公園自体は整備されており、不気味な雰囲気は感じられないらしいが、人が集まる場所に霊が出る可能性もあると云われている。
夜の静寂に囁かれるもの
夜の公園の恐怖
太一「ねえ、聞いたことある?この公園、夜になると霊が出るって。」
美咲「マジで?そんなことあるの?」
太一「うん、昔、ここで自殺した人がいて、その霊が出るってウワサだよ。」
美咲「怖っ!でも、本当かな…」
そのとき、薄暗い公園の向こうから翔太が現れた。
翔太「どうした、みんな。夜の公園で何をしているんだ?」
太一「翔太さん、この公園、夜になると霊が出るってウワサだって!」
翔太「ああ、そうだね。昔、この近くで自殺があった話は聞いたことがあるけど、本当かどうかはわからないんだよ。」
美咲「でも、怖いなぁ…」
翔太は暗い表情で辺りを見回し、声を低くした。
翔太「みんな、大丈夫だよ。昼間は楽しい遊び場で、夜はたくさんの人の思い出が詰まっているから、霊が出ることはないって言われてるんだ。」
太一「え、そんなことあるの?」
翔太「うん、でも実際には…」
突然、公園の奥から冷たい風が吹き、木々がざわめき始めた。
遠くからかすかな声が聞こえる。
美咲「今、聞こえた?誰かの声…」
翔太「気のせいだよ。さ、みんなで集まって、一緒に遊ぼう。」
そのとき、背後の木々の間から白い影がちらついた。
太一「あれ、何か見えた…」
美咲「やっぱり、怖いよ…」
翔太は一瞬、硬直した表情を見せたが、すぐに笑顔を作り出した。
翔太「大丈夫、何もいないよ。ただの影さ。」
しかし、太一が携帯のライトを向けると、その白い影がはっきりと浮かび上がった。
それは顔のない女性の霊だった。
太一「見て、そこに…!」
美咲「いやあああ!」
翔太「逃げろ、早く!」
三人は恐怖に駆られて走り出した。後ろからは何かが追いかけてくるような気配が迫る。
木々の間から次々と白い手が伸びてきて、彼らの進路を阻む。
翔太「急げ、出口はすぐそこだ!」
彼らは必死で走り続け、公園の出口にたどり着いた。
振り返ると、白い影はもう見えなかったが、心の奥底には恐怖が深く刻まれていた。
太一「もう二度と、この公園には来ない…」
美咲「本当に怖かった…」
翔太は無言でうなずきながら、冷たい汗をぬぐった。
彼らは震える足で家路に着いたが、その夜、三人は一睡もできなかった。
公園で見たあの白い影が、頭から離れなかったのだ。
そして、翔太の言葉の裏には、彼自身もまた、何か恐ろしい過去を隠していたのかもしれない…。
すみれ児童公園の場所・アクセス・地図
すみれ児童公園の住所 | 日本、〒920-0942 石川県金沢市小立野2丁目5−19 |
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交通アクセス | 金沢市から小立野通り/県道10号 経由で40分 |
最寄りのバス停 | 小立野三丁目(徒歩2分)小立野通り/県道10号 経由 |
最寄り駅 | 野町駅(徒歩55分)小立野通り/県道10号 経由 |
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