新潟県刈羽村にそびえるリゾートイン長岡―その名は、不気味な心霊現象がまとう廃墟。夜になれば、忘れ去られた魔境へと姿を変え、死者の声がこだまするという。今回は、リゾートイン長岡のウワサの心霊話を紹介する。
リゾートイン長岡とは?
リゾートイン長岡は、新潟県刈羽郡刈羽村に位置するモーテル跡。
国道8号線沿い、柏崎市との境界付近の峠道に位置している。
1975年から1986年にかけて開業し、道路沿いには長細い建物や大型コテージ3棟、さらに裏手には小型コテージ7棟があった。
一部の部屋にはサウナも完備されていたとされていた。
しかし、1992年ごろに廃業し、その後はマンションとして使用されていたが、1998年頃には使用されなくなった。
2002年頃からは廃墟として知られるようになる。
ウワサによれば、肝試しに訪れたカップルが17号室でホームレスの死体を発見したと云われているが、真偽は不明。
現在では敷地内は草木に埋もれ、立ち入りが困難な状態。
特に奥のコテージは接近が難しく、建物は朽ち果て窓もほとんど残っていない。
壁や屋根なども損壊しており、荒廃が進んでいるらしい。
未だ建物は現存しており、ビニールテントがボロボロになり、草木に埋もれかけた状態であるという。
一部の建物は道路からも見ることができる。
リゾートイン長岡 pic.twitter.com/AwSyOfl59o
— Sho (@purobidensu1998) May 31, 2018
リゾートイン長岡の心霊現象
リゾートイン長岡の心霊現象は、
- 女性の霊が彷徨っている
- 男性のうめき声が聞こえる
- 足のないおかっぱ頭の女の霊が睨む
である。リゾートイン長岡、その名だけでも心霊現象がウワサされ、周辺住民からは避けられる廃墟として知られている。
その建物は、夜になると不気味な雰囲気に包まれ、まるで死者たちが眠りに就く魔境のようである。
17号室ではかつて、カップルが愛の誓いを立てるはずが、何者かの死体を発見したという事件が起きた。
部屋の中には彷徨う幽霊のような存在が漂い、それは恐ろしい悲鳴とともに訪れるのである。
しかし、それだけではない。
この廃墟では不可解な死亡事件が絶えないという。
かつてこの地には女性が命を落としたというウワサもあり、その霊は今もなお彷徨い、廃墟の暗闇をさまよっていると云われている。
そして、一番右側の建物。
その部屋には人々が恐れるおかっぱ頭の女性の幽霊が棲みつき、ベッドの下から足のない姿で睨んでくると伝えられている。
その視線は、何を考え、何を求めているのか、誰にもわからない。
しかし、その存在は確かなものであり、訪れる者を恐怖に陥れる。
さらに、フランス人形の生首。
その恐ろしい姿は、訪れる者の心に深く刻まれ、暗闇の中でさえもその存在を感じさせるほど。
そして、友人が聞いた男性のうめき声。
そのうめき声は、廃墟に封じられた悲劇の響きであり、耳に残るほどの恐怖をもたらすのである。
この廃墟は、ただの建物ではなく、死者たちの悲鳴や幻影が絶え間なく彷徨う、人知れぬ恐怖の渦となっている。
訪れる者は、その暗黒の中に立ち入れば、二度と元の世界に戻ることはできないかもしれない。
リゾートイン長岡の場所・アクセス・地図
リゾートイン長岡の住所 | 日本、〒945-0322 新潟県刈羽郡刈羽村黒川439−3 |
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交通アクセス | 新潟市から北陸自動車道 経由で1時間6分 |
最寄りのバス停 | 近くにバス停はない |
最寄り駅 | 長鳥駅(徒歩1時間44分)県道433号 経由 |
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