謎に包まれた廃墟、緑のペンション――静寂がその内部に満ち、かつての面影が崩れた建物は、不気味な雰囲気を醸し出している。果たして、その中には何が潜んでいるのだろうか。今回は、緑のペンションのウワサの心霊話を紹介する。
緑のペンションとは?
緑のペンションは、新潟県妙高市田口に位置し、県道39号線沿いにひっそりと佇んでいる。
木々に囲まれた場所に立つ2階建ての建物は、古い日本家屋のような趣きを漂わせている。
建物の外観は、かつては活気があったことをうかがわせるものの、現在は荒廃が進んでおり、屋根の一部が崩れ落ち、壁面には藤が這い上がり、窓ガラスは割れてしまっている。
このペンションは、1970年代後半から1980年代に開業したと考えられていている。
しかし、1993年の電話帳には「ペンション・ロッキー」という名前が記載されており、これが同じ施設である可能性があるらしい。
その後、バブル景気の後に廃業したとみられている。
2014年以降は、積雪によって屋根の一部が崩れ落ち、建物の朽ちた状態が露わになっていた。
近年では、崩壊が進み、建物の背部が特に激しく損傷しており、内部がむき出しになっている。
廃墟の中には、かつての面影を残す家具や物品が散乱しており、その様子はまるで廃墟特有の荒廃感が漂っている。
緑のペンションの心霊現象
緑のペンションの心霊現象は、
- 詳細不明の霊が出る
である。国道18号線から赤倉温泉に向かう峠道の途中、青々とした森に囲まれた中に、不気味な建物がひっそりと佇んでいた。
その建物は、かつては三角屋根のペンションらしきものだったが、今や朽ち果てて荒廃し、その姿はまるで廃墟である。
屋根は雪の重みで崩れ、壁面には草木がはびこり、窓ガラスも割れ、静寂がただよっている。
夜になると、その廃墟からは不気味な雰囲気がただよい、ただの廃墟ではない何かが潜んでいるような錯覚に襲われる。
この廃墟は心霊スポットとして有名ではないが、夜になるとなおさらその恐ろしさが際立ち、周囲に立ち込める暗闇と共に、恐怖が心を支配するだろう。
このような廃墟が妙高周辺に多く存在し、その背後には様々な不気味なウワサが立ち込めている。
実際、この廃墟に住んでいた者は、新築で建てたばかりだが、幽霊を見てしまったと言い、恐怖に襲われたため、早々に引っ越してしまったという話もあるようだ。
廃墟の奥深くに潜む異形の声
暗闇に包まれた廃墟の中、湿った地面が足音を吸い込み、不気味な響きを響かせる。
大志と友人たちは、手に持った懐中電灯の光で周囲を照らしながら進んでいく。
廃墟の壁面には、蔦がからまり、窓ガラスは割れて地面に散らばっている。
その向こうからは、風がゆらゆらと廃墟の内部に吹き込んでいた。
すると、突如として、廃墟の奥深くからかすかな声が聞こえ始めた。
それは人の声ではなく、何か異形の存在が発するものだった。
大志たちは恐怖に身を震わせながら、その声の方向に近づいていく。
廃墟の中を進むと、そこには怪しげな影が浮かび上がっていた。
薄闇に包まれた廃墟の中で、その影はまるで幽霊のように立ち現れ、大志たちをじっと見つめているかのようだった。
彼らは震える手で懐中電灯を照らし、その影の正体を探る。
しかし、その影は突然動き出し、廃墟の闇に消えてしまった。
大志たちは心臓が高鳴り、背筋が凍りつく感覚に襲われながらも、その場を後にした。
廃墟の外に出ると、深い夜の闇が彼らを包み込んでいた。
彼らはその日の体験を語り合い、廃墟には何か不可思議な力が潜んでいることを確信したのである。
緑のペンションの場所・アクセス・地図
緑のペンションの住所 | 日本、〒949-2106 新潟県妙高市田口 |
---|---|
交通アクセス | 新潟市から北陸自動車道 経由で2時間3分 |
最寄りのバス停 | 森林公園入口(徒歩5分)県道39号 経由 |
最寄り駅 | 妙高高原駅(徒歩39分)県道39号 経由 |
コメント