岩室村にかつて存在した崖松キャンプ場。その歴史は古く、自然に囲まれたエリアに位置し、数多くの訪れる者を魅了してきた。しかし、管理塔やトイレでの恐ろしい事件のウワサが広まり、今もその場所には幽霊の気配が漂っているという。今回は、崖松キャンプ場のウワサの心霊話を紹介する。
崖松キャンプ場とは?
岩室村にある崖松キャンプ場は、新潟市(旧・岩室村)の自然豊かなエリアに位置している。
1978年から1979年の間に開業したとされているが、正確な開業時期については諸説ある。
広さは1.2ヘクタールで、管理棟、トイレ、あづま屋、炊事場、ファイヤー広場などの施設が整備されていた。
過去には年間約2900人の人々が訪れ、特に景色の美しさが好評だった。
しかし、岩室村が2005年に新潟市に編入合併される際には既に閉鎖されていたようである。
現在では、敷地内は草木に覆われ、建物は荒廃している。
一部は全壊し、管理棟は朽ち果てており、1991年のカレンダーが残されている。
このキャンプ場の歴史と現状は、地元の広報誌や電話帳などの資料から確認されているらしい。
その荒廃した姿は、かつての賑わいとは対照的であり、静寂と荒涼とした雰囲気を放っている。
崖松キャンプ場の心霊現象
崖松キャンプ場の心霊現象は、
- 母親を探す子供の霊が出る
である。シーサイドラインの沿いに佇む田ノ浦辺り。
そこに立つ看板は、古びた文字で「崖松キャンプ場」と刻まれている。
周囲には、獣の足跡のような山道が広がっている。
山道を少し進むと、目の前には廃墟となった管理塔とトイレがそびえ立つ。
地元では、このトイレが不気味な事件の舞台となったというウワサが囁かれている。
何年も前に、そこで女性の遺体が発見されたというのだ。
管理塔の中は、時の流れと共に老朽化が進んでおり、その中には何かが潜んでいるような気配が漂っている。
シャワー室には、開かずの扉が存在し、その向こうからは不気味な気配が漂う。
さらに、遺体が見つかったとされるトイレの空気は重く、恐ろしい雰囲気に包まれている。
地元では、この場所で起こった悲劇の影響か、山道で母親を探していた子供が転落死し、今もその霊が幽霊として現れるとウワサされている。
崖松キャンプ場の場所・アクセス・地図
崖松キャンプ場の住所 | 日本、〒953-0105 新潟県新潟市西蒲区間瀬7466−1 |
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交通アクセス | 新潟市から国道402号 と 越後七浦シーサイドライン/国道402号 経由で44分 |
最寄りのバス停 | 矢楯(徒歩2時間14分)越後七浦シーサイドライン/国道402号 経由 |
最寄り駅 | 弥彦駅(徒歩2時間27分)越後七浦シーサイドライン/国道402号 経由(車で19分) |
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