北条バスストップには、母と娘の霊が出るという恐ろしいウワサがある。深夜に現れる彼女たちは、一体何を訴えようとしているのだろうか。今回は、北条バスストップにまつわるウワサの心霊話を紹介する。
北条バスストップとは?
北条バスストップは、兵庫県加西市の中国自動車道にある高速バス停である。
かつては多くの利用者がいたが、現在では利用者が減少し、夜間はひっそりとした雰囲気に包まれている。
この場所が心霊スポットとして知られるようになったのは2016年頃からである。
SNSを中心に「幽霊を見た」「奇妙な体験をした」といった投稿が増え、肝試しに訪れる者が後を絶たなくなった。
特に、大阪方面の上り線側にある 公衆トイレ での怪奇現象が多く報告されている。
北条バスストップの心霊現象
北条バスストップの心霊現象は、
- 母親と娘の霊が現れる
- 深夜、トンネル内ですすり泣く声が聞こえる
- 多目的トイレの蛇口が勝手に開く
- 公衆便所の前に仏花が置かれる
- 「北条バスストップなう」とツイートすると怪奇現象が起こる
である。以下、詳細について解説する。
母親と娘の霊が現れる
北条バスストップでは、 母親と幼い娘の霊 が目撃されている。
彼女たちは夜になると突然現れ、バス停のベンチやトイレの前に立っていることが多い。
彼女たちがこの場所に現れる理由は不明だが、まるで この地に何か強い未練を残しているかのように 彷徨い続けている。
深夜、トンネル内ですすり泣く声が聞こえる
バスストップのすぐ近くにはトンネルがある。
深夜の丑三つ時になると、このトンネル内で 子どものすすり泣く声 が響き渡るという。
通行人が誰もいないにもかかわらず、明らかに少女の声が聞こえるという証言が多数寄せられている。
多目的トイレの蛇口が勝手に開く
バス停の下にある公衆トイレでは、 誰もいないのに水道の蛇口が突然開く という怪奇現象が頻発している。
特に雨の日にこの現象が起こりやすいと言われており、訪れた者の中には 「トイレの中で足音が聞こえた」 という証言もある。
公衆便所の前に仏花が置かれる
ある時、公衆トイレの前に 仏花が供えられていた という報告があった。
仏花は通常、墓や供養のための場所に供えられるものであり、なぜこのトイレに置かれていたのかは不明である。
それを見た者は、直感的に 「ここは何かよくないものがいる場所だ」 と感じたという。
「北条バスストップなう」とツイートすると怪奇現象が起こる
北条バスストップには SNSに関する奇妙なウワサ がある。
それは、深夜にこの場所で「北条バスストップなう」とツイートすると、15分以内に怪奇現象が起こるというものである。実際に試した者の中には、
- スマホの画面に謎のノイズが入った
- 背後から誰かに見られているような気配を感じた
- 急に耳鳴りがし、吐き気を催した
という体験をした者もいる。
北条バスストップの心霊体験談
雨の日に訪れた者の証言
「雨の日に行くと何かが起こる」とのウワサを聞き、深夜に訪れた者がいた。
すると、
- トイレの蛇口が勝手に開く
- バス停の扉がひとりでに閉まる
- ベンチの下に古びたお札の跡があった
これらの現象が次々と起こり、その場にいた者は恐怖に震えたという。
バイクで立ち寄った者の証言
ある人物がバイクで近くを通り、何気なく立ち寄った。
しかし、公衆便所に入ると 異様な視線を感じた。
さらに、帰ろうとすると道に迷い、1時間後に再びバスストップの前に戻ってしまった。
「ここは何かに引き込まれる場所なのかもしれない」と感じたという。
父親が体験した恐怖
ある家族が、父親のトイレ休憩のために北条バスストップに立ち寄った。
車内で待っていると、父親が なかなか戻ってこない。不安になりトイレに向かうと、 手洗い場に仏花が置かれていた。
父親が戻ると、青ざめた顔でこう言った。
「さっき、誰かがドアをコンコンと叩いた。でも、誰もいなかった……」
北条バスストップの心霊考察
北条バスストップでは 母と娘の霊 が目撃されているが、彼女たちの正体は未だ不明である。
考えられる可能性として、
- かつてこの場所で事故が起きた
- 何らかの理由で母娘がここに縛られている
- 過去に供養が必要な出来事があったが、適切な供養が行われていない
などが挙げられる。
特に 公衆便所やトンネル での怪奇現象が多発していることから、何か強い霊的エネルギーが関係している可能性が高い。
また、SNSにまつわるウワサもあることから、 この場所には「何かを伝えようとする存在」がいる のではないだろうか。
訪れる者は 決して一人で行かないこと を強く勧める。
そして、万が一 誰かに話しかけられても、決して振り向いてはいけない。
北条バスストップには 今もなお、彷徨い続ける者がいるのかもしれない……。
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