角惣

福井県あわら市にかつてあった角惣旅館。創業から廃業までの歴史を経て、今もなおその建物には不可解な現象が絶えない。渡り廊下からの女性の声や地下の大浴場に出る老婆の霊など、多くの怪異が囁かれ、心霊スポットとして注目を集めているという。今回は、角惣のウワサの心霊話を紹介する。

角惣とは?

福井県あわら市に位置する老舗旅館、角惣は、芦原温泉やあわら湯のまち駅に近い立地にある。

別名「角悠」としても知られている。

明治16年(1883年)に創業されたこの旅館は、南側にRC5階建ての建物と木造2階建ての旧館、さらに別館の6階建てがあった。

正面玄関を持つ建物と旧館は通路で結ばれている。

しかし、利用客の減少や景気低迷、施設の老朽化により経営が悪化し、2010年7月に事業停止、同年末には破産申請を行った。

その後も、看板が色あせ、建物には老朽化が目立つようになった。

しかし、まだ建物は現存しており、6階建ての別館の裏側には、壁や蛇口の撤去跡が見られる。

この部分はかつて大浴場だったようだ。

角惣の心霊現象

角惣の心霊現象は、

  • 女性の霊の声が聞こえる
  • 老婆の霊が出る

である。福井県あわら市に位置する廃旅館。

明治16年(1883年)に創業された老舗旅館だったが、老朽化や景気低迷などにより、2010年に残念ながら廃業した。

この廃旅館には特に事件が起こった記録はないが、渡り廊下の奥の部屋から女性の霊の声が聞こえたり、地下の大浴場に老婆の霊が出るとウワサされている。

廃墟となってからは、心霊スポットとして知られるようになった。

さらに、この廃旅館は2016年3月30日にTBS系列で放送された『世界の怖い夜』で取り上げられ、ロケ地として使われたと云われている。

角惣廃旅館 不気味な声と幽霊の出没

あわら市にある廃旅館「角惣」。

その心霊現象には、女性の霊の声が聞こえるという不気味なウワサがある。

旅館の元従業員Aは、その恐るべき出来事を知っている。

角惣は明治16年に創業された老舗旅館であり、昔は多くの旅行者で賑わっていた。

しかし、老朽化と景気低迷により、2010年についに閉鎖された。

その後、廃墟となった角惣は、恐ろしいウワサが絶えなくなった。

最初に不気味な出来事に遭遇したのは、渡り廊下の奥の部屋でのことだった。

静かな夜、部屋の中で一人仕事をしていると、突然女性の声が聞こえた。

驚いた私が振り返ると、誰もいない。

しかし、その声は明確で、まるで部屋の中に女性がいるかのようだった。

その後も、角惣では老婆の霊が出るという話が広まった。

特に地下の大浴場では、廃業後も時折老婆の姿を目撃するという。

私自身はその姿を目撃したことはないが、同僚たちの証言は信じがたいものではなかった。

このような心霊現象が続く中、角惣は廃墟として語り継がれ、心霊スポットとして恐れられるようになった。

そして、2016年3月30日、テレビ番組『世界の怖い夜』で角惣が取り上げられ、その廃墟がロケ地として使われたという情報が伝えられた。

それ以来、角惣の恐怖はますます広まり、私たちが知る限り、その心霊現象はいまだ収まることを知らない。

角惣の場所・アクセス・地図

角惣の住所 日本、〒910-4104 福井県あわら市温泉4丁目305
交通アクセス 福井市から県道5号 と 芦原街道/県道5号 経由で35分
最寄りのバス停 あわら湯のまち駅(徒歩4分)県道121号 経由
最寄り駅 あわら湯のまち駅(徒歩4分)県道121号 経由

角惣の地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

 

 

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。