県道55号線を進む途中、能美市近くに古びたトンネルがそびえ立つ。地元の話によれば、誰もいないのに何者かの声が聞こえるという。今回は、旧無患子トンネルのウワサの心霊話を紹介する。
旧無患子トンネルとは?
県道55号線沿い、小松市から金沢市へ向かう途中、能美市に差し掛かった頃に、古びた一本のトンネルがある。
狭い旧道へと入り、荒れ果てた道を進むと、出入り口が鉄格子で封じられた旧無患子トンネルが姿を現す。
このトンネルは昭和8年(1933年)に建設され、新無患子トンネルが平成11年(1999年)に完成して以降、廃道となっている。
鉄格子で閉ざされているが、奇妙なことに、北側の入口は施錠されておらず、誰でも中に入ることができると云われている。
旧無患子トンネル
— 拓磨 (@T_jzx7077) June 10, 2014
今からここいきます(・∀・)笑 pic.twitter.com/ux8tspRQ6F
旧無患子トンネルの心霊現象
旧無患子トンネルの心霊現象は、
- 死者の声が聞こえる
である。
廃道となった旧無患子トンネルは、鉄格子で封鎖されているが、恐ろしいうわさが絶えない。
地元の話によると、施錠されていないため、誰もいないのに死者の声がこだまするとか…。
この場所へのアプローチは熊の罠用檻だらけ。
そこには確かに何かが潜んでいるようである。
そう、トンネルへ向かう途中、4人で写真を撮ったら、2人の顔が写らなかったという話も。
さらに、その2人が低くて不気味な笑い声を聞いたとか…
以前にも「おい!」という野太い声が、トンネル内から聞こえたという報告もある。
そして、別の時には大きな笑い声が…。
旧無患子トンネルの恐怖 死者の声が呼ぶ闇の迷宮
数年前、友人たちと夜のドライブを楽しんでいたとき、偶然通りかかったのが旧無患子トンネルだった。
その恐怖の名所に興味を抱き、私たちはその場所を訪れることにした。
道路脇の荒れた小道を進むと、鉄格子で封じられたトンネルが現れた。
しかし、施錠されていない入口があるとの情報を得て、私たちは怖気づいた友人たちを説得し、トンネル内へと足を踏み入れた。
暗闇の中を歩きながら、友人たちと楽しげに冗談を言い合っていたが、突然写真を撮ったはずの画像には2人の友人の顔が写っていなかった。
彼らはそれを見て深い恐怖を感じ、不気味な笑い声が聞こえたと言っていた。
私たちはさらに深く進むと、「おい!」という声が荒々しく響き渡り、暗闇の奥から大きな笑い声が聞こえた。
怖気づいた私たちはトンネルを後にしたが、あの恐ろしい体験は私たちの心に深く刻まれたままだ。
その後、そのトンネルからはもう二度と離れたくないという心の声が、夜な夜な私の耳に響いてくるのだ。
あの恐怖の体験は、決して忘れられるものではなかった。
旧無患子トンネルの場所・アクセス・地図
旧無患子トンネルの住所 | 日本、〒923-1217 石川県能美市仏大寺町 |
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交通アクセス | 金沢市から県道45号 と 県道22号 経由で38分 |
最寄りのバス停 | 仏大寺(徒歩13分) |
最寄り駅 | 明峰駅(徒歩2時間15分)県道54号 経由(車で15分) |
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