旧無患子トンネル

県道55号線を進む途中、能美市近くに古びたトンネルがそびえ立つ。地元の話によれば、誰もいないのに何者かの声が聞こえるという。今回は、旧無患子トンネルのウワサの心霊話を紹介する。

旧無患子トンネルとは?

県道55号線沿い、小松市から金沢市へ向かう途中、能美市に差し掛かった頃に、古びた一本のトンネルがある。

狭い旧道へと入り、荒れ果てた道を進むと、出入り口が鉄格子で封じられた旧無患子トンネルが姿を現す。

このトンネルは昭和8年(1933年)に建設され、新無患子トンネルが平成11年(1999年)に完成して以降、廃道となっている。

鉄格子で閉ざされているが、奇妙なことに、北側の入口は施錠されておらず、誰でも中に入ることができると云われている。

旧無患子トンネルの心霊現象

旧無患子トンネルの心霊現象は、

  • 死者の声が聞こえる

である。

廃道となった旧無患子トンネルは、鉄格子で封鎖されているが、恐ろしいうわさが絶えない。

地元の話によると、施錠されていないため、誰もいないのに死者の声がこだまするとか…。

この場所へのアプローチは熊の罠用檻だらけ。

そこには確かに何かが潜んでいるようである。

そう、トンネルへ向かう途中、4人で写真を撮ったら、2人の顔が写らなかったという話も。

さらに、その2人が低くて不気味な笑い声を聞いたとか…

以前にも「おい!」という野太い声が、トンネル内から聞こえたという報告もある。

そして、別の時には大きな笑い声が…。

旧無患子トンネルの恐怖 死者の声が呼ぶ闇の迷宮

数年前、友人たちと夜のドライブを楽しんでいたとき、偶然通りかかったのが旧無患子トンネルだった。

その恐怖の名所に興味を抱き、私たちはその場所を訪れることにした。

道路脇の荒れた小道を進むと、鉄格子で封じられたトンネルが現れた。

しかし、施錠されていない入口があるとの情報を得て、私たちは怖気づいた友人たちを説得し、トンネル内へと足を踏み入れた。

暗闇の中を歩きながら、友人たちと楽しげに冗談を言い合っていたが、突然写真を撮ったはずの画像には2人の友人の顔が写っていなかった。

彼らはそれを見て深い恐怖を感じ、不気味な笑い声が聞こえたと言っていた。

私たちはさらに深く進むと、「おい!」という声が荒々しく響き渡り、暗闇の奥から大きな笑い声が聞こえた。

怖気づいた私たちはトンネルを後にしたが、あの恐ろしい体験は私たちの心に深く刻まれたままだ。

その後、そのトンネルからはもう二度と離れたくないという心の声が、夜な夜な私の耳に響いてくるのだ。

あの恐怖の体験は、決して忘れられるものではなかった。

旧無患子トンネルの場所・アクセス・地図

旧無患子トンネルの住所 日本、〒923-1217 石川県能美市仏大寺町
交通アクセス 金沢市から県道45号 と 県道22号 経由で38分
最寄りのバス停 仏大寺(徒歩13分)
最寄り駅 明峰駅(徒歩2時間15分)県道54号 経由(車で15分)

旧無患子トンネルの地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

 

 

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。