熱川ロイヤルホテルの跡地にある公園「しおかぜ広場」は防災避難所としても利用されるが、火災で亡くなった被害者の霊が目撃される場所としても知られている。だが、訪れた人たちが息苦しさや体調不良を訴える現象が起きることもあるという。今回は、熱川ロイヤルホテル(伊豆熱川防災公園)のウワサの心霊話を紹介する。
熱川ロイヤルホテル(伊豆熱川防災公園)とは?
「しおかぜ広場」という公園は、防災避難所としても使われている。
公園には芝生が広がり、ドクターヘリが緊急着陸する場所もある。
駐車場は無料で、8時から17時まで利用できるらしい。夏の海水浴シーズンには、海岸の駐車場が混雑する時に便利。
公園にはベンチにかまど機能がついていますが、非常時にしか利用できない。
また、フリーマーケットやキャンドルナイトなどのイベントも開催されている。
公園の面積を広げる計画もあるらしい。
この公園は、昭和61年(1986年)2月に宿泊施設であった「大東館」の火災で多くの人が亡くなった場所。
熱川ロイヤルホテル(伊豆熱川防災公園)の歴史と変遷
熱川ロイヤルホテル(伊豆熱川防災公園)は、静岡県にあるホテルで、別名「熱川Rホテル」や「ARホテル」としても知られている。
このホテルは、1939年に開業した「大東館」というホテルが前身で、テレビドラマ『細うで繁盛記』の舞台にもなった。
ただし、熱川ロイヤルホテル本体と「大東館」は場所が異なっており、別の施設として運営されていた。
昭和14年(1986年)には、大東館別館の「山水」で火災が発生し、建物が全焼した。この事件では、24人が亡くなり、熱川グランドホテルも類焼しましたが、後に再開業。
熱川ロイヤルホテルの新館「月光閣」は改装工事が行われ、再開業しましたが、平成6年(1994年)に閉業した。
その後、ホテル・セタスロイヤルが跡地に開業。現在、熱川ロイヤルホテルは解体され、跡地は「伊豆熱川防災公園」として整備されている。
廃墟枯渇気味なので解体された廃墟の思い出。
— arajiru944 (@arajiru944) February 17, 2019
熱川ロイヤルホテル。太鼓の部屋の明るさと、焼け焦げて何か出そうな雰囲気の地下の対比がとても面白い廃墟。プールに続く長い通路は本当にどこまでも続きそうな感じで大きさも面白さも満足な場所でした。今は何故か風呂と南国の木だけ残っています。 pic.twitter.com/yGhQvZpHGA
熱川ロイヤルホテル(伊豆熱川防災公園)の心霊現象
熱川ロイヤルホテル(伊豆熱川防災公園)の心霊現象は、
- 火災で亡くなった被害者の霊が出る
- 息苦しくなる
- セキが出る
- 煙がないのに煙い
である。火災は、消防法違反を隠匿した山水から出火し、隣接する「熱川ロイヤルホテル」や「月光閣」にも飛び火した。
現在、公園は大東館の跡地にあり、人々の記憶から忘れ去られない場所となっている。
ホテル大東館での火災事故以来、この場所では亡くなった被害者の霊が目撃されるようになった。
現在は公園になっているのだが、未だ目撃されているという。
この場所を訪れた者の話では、ほとんどが広場になっており、ベンチが置かれているだけの空間であったが、だんだんと息苦しくなってきたという話がある。
この場所にとどまっていると体調不良やセキ、煙いなどの現象が起こることも。
夜中に行くと人通りがなく不気味な雰囲気となっているそうだ。
34年前の昭和61年の今日、静岡熱川温泉でホテル大東館の火災が発生。24人犠牲。原因は湯沸し器やコンロからの熱を長年受けた壁の「低温発火」。
— 熱き心の若人・気象予報士 (@atsukikokoro1) February 10, 2020
前触れなく、いきなり壁が燃え始めるという怖い火事。⚫️コンロと壁の距離を開ける⚫️長時間の煮込みは壁から離れたコンロを使う、などの対策が必要。
熱川ロイヤルホテル(伊豆熱川防災公園)の場所・アクセス・地図
熱川ロイヤルホテル(伊豆熱川防災公園)の住所 | 〒413-0302 静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1271−273 |
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交通アクセス | 富士市から東名高速道路 経由で1時間47分 |
最寄りのバス停 | 熱川温泉(徒歩8分)県道113号 経由 |
最寄り駅 | 伊豆熱川駅(約5分程) |
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