古河の大イチョウは、津市のシンボルの1つとなっている巨木であるが、曰くのある心霊スポットとしても有名である。今回は、古河の大イチョウのウワサの心霊話を紹介する。
古河の大イチョウとは?
古河の大イチョウは、三重県津市西丸之内にある巨木。
樹齢400年ほどで幹の周囲は約480センチあり「津市最大のイチョウ」だとされている。
江戸時代末期~明治時代にかけて、津藩の藩士である藤堂監物(とうどうけんもつ)の敷地にあったことから通称「監物の大イチョウ」と云われている。
明治3年(1870年)、長谷部一と呼び名を改めた監物は、庚午の事変(こうごのじへん)と呼ばれるお家騒動の責任を負い27歳の頃に切腹している。
道路計画の時点で撤去される予定であったが、なんらかの事情により実行が先送りされそのままになっている。
現在、大通りに街路樹としてイチョウの木がおおく植えられており、秋のおわり頃には黄葉を楽しむことができる。
津城の特技名にもなっている古河の大イチョウ。
— ふーり (@moroheiya550) December 9, 2018
中途半端な位置にあって車道を圧迫してるけど、斬られるということはありません。
年代物だからという理由じゃなくて、単に祟られるから。
何度も伐採しようとされたけど、その度に作業員が大ケガしたのだそうな。 pic.twitter.com/s6d0yzK7Dw
古河の大イチョウの心霊現象
古河の大イチョウの心霊現象は、
- 木を切ろうとした者の指が腐る
- 原因不明の高熱を起こす
である。太平洋戦争の時に空襲に逃れた人々がこの木下に集まったが、そのまま亡くなってしまったそうだ。
一説では、爆風により人が飛ばされ古河の大イチョウに突き刺さっていたと証言する者もいるのだとか。
古河の大イチョウの周りでは、空襲により亡くなった者の遺体が折り重なるように集められていたという話も。
監物の霊が宿っているなどという話もあり、この木を切ろうとした者の指が腐るという話や、原因不明の高熱を起こし体調不良になるなどと云われている。
現在、古河の大イチョウは交差点付近にあり、幹線道路にはみ出し、ややななめに傾斜した状態で佇んでいる。
津市観光協会公式サイトでも心霊現象について触れられており、曰くつきの大イチョウとして説明されている。
日本全国に動かすことのできない「祟りの木」や「祟りの石」はある。
— 濱幸成 (@hamayukinari) November 18, 2020
ここ三重県にある古河の大イチョウもその一つで、なんと津市の観光ページにも「この木を切ろうとした人は指が腐ってしまう」という一文が載っている。 pic.twitter.com/BBy2g9CspH
古河の大イチョウの場所・アクセス・地図
古河の大イチョウの住所 | 〒514-0035 三重県津市西丸之内40 |
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交通アクセス | 鈴鹿市から中勢バイパス/国道23号 経由で28分 |
最寄りのバス停 | 西新町(徒歩1分)県道42号 経由 |
最寄り駅 | 津新町駅(徒歩9分)旧伊賀街道 経由 |
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