久保山墓地

久保山墓地は、横浜市西区元久保町に位置する歴史ある市営墓地で、心霊スポットとしても名高い。明治7年(1874年)に造営されたこの墓地は、総面積約126,000平米という広大な敷地を持ち、墓所は約14,000区画にも及ぶ。多くの歴史的な背景を持ち、その中には戊辰戦争や日露戦争、関東大震災で亡くなった無縁仏の合葬墓も含まれている。今回は、久保山墓地にまつわる恐ろしいウワサの心霊話を紹介する。

久保山墓地とは?

久保山墓地の外観

久保山墓地は、1874年(明治7年)に大聖院、林光寺、常清寺の3寺の土地を基に造られた市営墓地である。

その広大な敷地には、約2万基もの墓が立ち並び、様々な歴史の犠牲者たちが眠っている。

特に、戊辰戦争で戦死した兵士の官修墓地や、日露戦争で亡くなった兵士の石像、関東大震災で命を落とした無縁仏の合葬墓などが存在しており、時代を超えて多くの霊が集う場所となっている。

また、久保山斎場は、戦後に巣鴨拘置所で絞首刑となったA級戦犯7名の遺体が火葬された場所としても有名であり、訪れる者に重い歴史を感じさせる。

そのため、墓地全体には何かしらの負のエネルギーが漂い、多くの心霊現象が報告されている。

久保山墓地の心霊現象

久保山墓地で報告されている主な心霊現象は以下の通りである。

  • 黒い人影の目撃情報
  • ラップ音や木の枝が折れる音
  • 子供の声の幻聴
  • 心霊写真の撮影

黒い人影の目撃情報

久保山墓地では、夕暮れや夜間に黒い人影が彷徨っているのが目撃されることがある。

この人影は、墓地の中を行ったり来たりし、近づこうとすると消えてしまうという。

これを目撃した者は、その場に足をすくわれ、身体が動かなくなるほどの恐怖を感じることが多い。

ラップ音や木の枝が折れる音

墓地内でのラップ音や木の枝が折れるような音は、肝試しをしている最中に特によく聞かれる。

この音は、何かしらの霊的存在が不快感を示し、訪問者を追い払おうとしているのではないかと考えられている。

音の出所を探しても何も見つからず、不気味な感覚だけが残る。

子供の声の幻聴

訪問者が誰もいないはずの墓地内で、まるで子供が遊んでいるかのような声を聞くことがある。

この声は、風に乗って遠くから聞こえるようであり、時にはすぐ近くで聞こえることもある。

声の主を探しても誰もおらず、その場から離れるまで不気味な感覚が残るという。

心霊写真の撮影

久保山墓地では、心霊写真が撮れることがあるという噂がある。

撮影者は、普通の写真を撮ったつもりでも、後で確認すると不気味な人影や顔のようなものが写り込んでいることがある。

特に、久保山斎場周辺でこの現象が多く報告されており、訪れる際には注意が必要だ​。

久保山墓地の心霊体験談

ある訪問者は、深夜に墓地を訪れた際、黒い人影を目撃し、その場から動けなくなったという。

また、別の訪問者は、墓地内で子供の声を聞き、その声に導かれるように墓地の奥へと進んだが、突然ラップ音が響き、恐怖で逃げ出したと語っている。

これらの体験談は、久保山墓地がただの墓地ではなく、何か特別な力が働いている場所であることを示している。

久保山墓地の心霊考察

久保山墓地で発生する心霊現象は、この場所に眠る多くの霊がまだ安らぎを得られていないことを示しているのかもしれない。

土葬であった時代に埋葬された者たちや、戦争で命を落とした兵士たち、さらには関東大震災の犠牲者たちの霊がこの場所に留まり続けている可能性がある。

久保山墓地を訪れる際は、霊たちの安息を願い、敬意を持って接することが重要である。

軽い気持ちでの訪問は避け、心霊現象に巻き込まれないよう十分に注意してほしい。

久保山墓地の地図


 

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。