女鬼トンネル

女鬼トンネル(女鬼隧道)は、三重県の心霊スポットとして有名となっており「女鬼」という名称にもさまざまな由来があるようだ。今回は、女鬼トンネル(女鬼隧道)のウワサの心霊話を紹介する。

女鬼トンネル(女鬼隧道)とは?

女鬼トンネルは、正式名称「女鬼隧道」といい、通称「女鬼トンネル」「旧女鬼トンネル」と呼ばれている。

その他「女鬼トン」「女鬼」と省略して一部の者からは云われている。

女鬼トンネルは、熊野街道(熊野古道)伊勢路のはじめの難所であった女鬼峠の西に位置している。

戦前、昭和9年(1934年)に開通しており、女鬼トンネルでは工事で亡くなった人もいるのではないかと云われているようだ。

女鬼トンネルは現在鉄製の扉が入口の両側に設置されているため侵入することができないとされているが、情報では少しだけ開いており頑張れば入れるスペースがあるとのこと。

1人で訪れ中に入ってしまうと、外側から何者かに扉を閉められて運悪ければ餓死してしまう危険性があるため注意が必要。

女鬼トンネル(女鬼隧道)の心霊現象

女鬼トンネル(女鬼隧道)の心霊現象は、

  • 女性の霊がでる
  • カメラが故障する
  • 心霊写真が撮れる

である。女鬼トンネルで有名な心霊現象の多くは『女性の霊を見た』というウワサで、肝試しで訪れた者の中には原因不明の高熱になった者もいるらしい。

女鬼トンネルを訪れた後に交通事故にあう方もいるらしく、発狂した後に自殺した者や事故死した者までいるのだとか。

女鬼峠で命を落とした女性がいて、それが女鬼トンネルで女性の霊が現れる原因の1つではないかと推測する者もいる。

その他、女性の霊が追いかけてきたらしく、霊を避けようとしたところ車がクラッシュして同乗者が亡くなる事故も起きたという。

トンネル内は扉で光が遮断されており、昼間でも真夜中のように真っ暗らしく、道にはブルーシートが敷かれているらしい。

トンネルの入口の扉が開いていると不吉なことが起こる前触れというウワサもある。

人食い鬼の説

一説では、昔は土葬であった為、死体を食らう鬼(悪霊)が集まり住民に被害があったらしく、鬼(悪霊)を鎮めるため毎年若い娘が生贄にされていたらしい。

やがて、鬼(悪霊)と生贄にされた娘たちの霊が女鬼トンネル内に姿を見せるようになったと伝えられている。

その他、女鬼峠の難所では人食い鬼がいるという伝説もあり、鬼に食い殺された女性の霊が何度も目撃されたことで「女鬼」と呼ぶようになったのだとか。

処刑場説

女鬼峠は江戸時代に、女性の罪人専用の処刑場があったとされており、処刑された女性の霊が現れるという話。

鬼とは、目に見えない霊も含め呼称され「女鬼」と呼ばれるようになったのだとか。

姥捨て山説

女鬼峠では「姥捨て山」と呼ばれていたらしく、村で役に立たなくなった老婆が山に捨てられたという話がある。

捨てられた老婆は鬼婆となり「女鬼」と呼ばれるようになったのだとか。

人柱説

女鬼トンネルを造る際に工事が難航したため、人柱として村の女性がトンネル内に埋められたという話である。

工事を再開しようとトンネルを解放するお1人の老婆が生き残っており、生き埋めにされた女性を喰らい生き延びていたそうだ。

その経緯から「女鬼トンネル」と名づけられたという。

女鬼トンネル(女鬼隧道)の場所・アクセス・地図

女鬼トンネル(女鬼隧道)の住所 〒519-2167 三重県多気郡多気町相鹿瀬
交通アクセス 津市から伊勢自動車道 経由37分
最寄りのバス停 坂井中(徒歩36分)県道119号 経由
最寄り駅 佐奈駅(徒歩53分)県道150号 経由

女鬼トンネル(女鬼隧道)の地図(Googleマップ)


 

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。