永谷集落の廃寺は、立ち退きを余儀なくされた過去を抱え、今なお心霊現象が絶えない。夜になると、廃寺周辺で聞こえる不気味な声が聞こえるという。今回は、永谷集落の廃寺のウワサの心霊話を紹介する。
永谷集落の廃寺とは?
永谷集落の廃寺は昭和40年(1965年)、関西電力が揚水発電所を建設するため、住民は立ち退きを迫られた。
この山間の村は大飯郡に位置している。
周辺住民や京都大学の芦生研究林を持つ美山町からは、環境破壊を懸念する声が上がった。
そのため、ダム建設計画は撤回された。
しかし、ダム計画が取り消された後も住民は戻らず、結局、昭和60年(1985年)頃には廃村となりました。
寺の内部は風化が進み、床は完全に朽ち果てており、いたるところに穴があいている。
本堂にあった本尊は、移されていると思われ、台座のみ残されている。
30年以上放置されているため、崩壊の恐れがあるため中に入るのは危険である。また、廃寺は禅宗の「長泉寺」ではないかと云われている。
永谷集落の廃寺の心霊現象
永谷集落の廃寺の心霊現象は、
- 夜に何者かの声が聞こえる
- 無縁仏の霊が心霊現象を起こす
である。問題の集落の廃寺周辺では、夜な夜な人の話し声が聞こえ、霊が目撃されるという話が廃墟マニアの間で有名。
あるサイトの情報によると、この廃寺は禅宗の長泉寺ではないかというウワサがある。
廃寺の近くには無縁仏の墓石が散乱しており、これら無縁仏の霊が心霊現象を引き起こしているのではないかと考えられているという。
なお、以前にTBSの「世界の怖い夜!今夜はサンタも絶叫SP」でも、北陸のとある廃寺として放送されたことがあるらしい。
墓の周りには献杯の跡があることから、廃村後もしばらくの間は無縁仏の供養が行われていたのではないかと推測されている。
忘れ去られた無縁仏の霊たちが訪れた者に何らかの合図を出しているのだろうか。
忘れられぬ怨念 永谷集落の廃寺に秘められた恐怖
廃村と化した永谷集落の廃寺は、恐ろしい心霊現象の舞台となっていた。
夜になると、荒廃した廃寺の周囲で、不気味な声が聞こえ始める。
それは、無縁仏の霊たちが静かな村に対する怨念を訴えるかのように、ため息や嘆き声となって村人たちの耳に響いた。
ある日、若者の一団が廃寺を訪れた。彼らは心霊現象を体験することを期待し、廃墟の中を冒険した。
しかし、廃寺の暗闇の中で、彼らは恐ろしい出来事に遭遇する。
墓場に立ち入った瞬間、墓石から血のような赤い液体が滴り落ちた。
突然、墓場全体が怪しげな光で包まれ、その光に浮かび上がるのは、無数の白い霊たちの姿だった。
「助けて…」
その恐ろしい叫び声に若者たちは声を上げ、逃げ出した。
しかし、その後も廃寺の周辺では、無縁仏の怨念が未だに村を脅かし続けていた。
永谷集落の廃寺の場所・アクセス・地図
永谷集落の廃寺の住所 | 日本、福井県大飯郡おおい町 |
---|---|
交通アクセス | 福井市から北陸自動車道 と 敦賀線/舞鶴若狭自動車道 経由で2時間3分 |
最寄りのバス停 | 久坂(徒歩2時間27分)県道35号 経由 |
最寄り駅 | 東小浜駅(徒歩5時間49分)食祭海道/国道162号 と 県道35号 経由(車で41分) |
コメント