九頭竜ダム

九頭竜ダムは、福井県大野市にある1968年に完成したダムで、洪水調節と発電を担当している。その周辺では19時~20時に、心霊現象が起こるとされている。今回は、九頭竜ダムのウワサの心霊話を紹介する。

九頭竜ダムとは?

九頭竜湖は、福井県大野市を流れる九頭竜川の流域に位置し、1968年に建設された九頭竜ダムのダム湖である。

このダムは高さ128m、幅355mという巨大な人造湖で、ロックフィル式の建設工法を採用した。

湖畔は桜の名所としても知られ、春には約1万本の桜が水面を彩る。

九頭竜ダムは昭和43年に竣工し、総事業費266億円かけて完成。

傾斜コア型のロックフィルダムで、総貯水容量は3億5300万トン。

九頭竜湖は深い緑色の水が美しく、紅葉の季節も楽しめる。

このダムは洪水調節と発電の2つの役割を果たしている。

洪水時には水深4mの範囲で洪水調整を行い、福井平野を保護している。

また、ダムにためられた水を発電所に送り、その流れ落ちる水の力を利用して電気を生み出している。

九頭竜ダムの心霊現象

九頭竜ダムの心霊現象は、

  • 少女の霊が出る
  • うめき声が聞こえる

である。九頭竜ダム周辺のトンネルでは、19時~20時の間に、首が折れた状態の少女の霊や腐敗した子供の霊が目撃されている。

この怪現象の原因は、ダムが建設される前の出来事に遡る。

かつてこの地域にあった集落で、女の子が子供の面倒を見ていた際、井戸に落ちて行方不明となった。

その後、遺体は見つかっておらず、ダム建設が始まってしまった。

関係者がこの事実を知っているのであれば、何らかの対応がされるべきだったが、施工期間やダムの利益が優先され、子供たちの遺体は放置されたのかもしれない。

具体的には、19時〜20時にこの場所のトンネルを通る際に後ろを絶対に振り向いてはいけないとされている。

例え、バックミラーからでも見てはいけない。

後ろを見てしまうと、首が折れ曲がっている少女の霊が出るというのである。

毎年のように、この場所では追突事故や死亡者が出ているというウワサだ。

闇に囁く者 – 九頭竜ダムの呪い

九頭竜ダムの周辺では、19時から20時の間に異常な出来事が頻発するという、恐ろしいウワサが広まっていた。

トンネルを通る者たちは、その時間帯になると、恐ろしい体験をするという。

かつて、この地域には静かな集落があった。

ある日、その集落の少女が、子供たちの面倒を見ていた。

しかし、その少女は突然、姿を消してしまった。人々が探しても見つからず、彼女の運命は謎のままだった。

その後、九頭竜ダムの建設が始まると、周辺で奇怪な出来事が相次いで起こるようになった。

19時から20時の間、トンネルを通る者たちは、首が折れた状態の少女の霊が立ち現れ、悲痛なうめき声が響くと云われた。

ある晩、若者の一団がこの噂を信じず、19時から20時の間にトンネルへと入っていった。

彼らは不気味な暗闇の中を進んでいくと、突然、首が折れた少女の姿が現れたのである。

彼らは恐怖に囚われ、逃げ出そうとしたが、トンネルの出口にたどり着けないほど、空間が歪んでいるように感じたという。

その後、彼らの一部は見つかったが、何者も彼らの話を信じようとはしなかった。

それでも、19時から20時の間にトンネルを通る者たちは、今もなお少女の霊との邂逅を恐れている。

そして、誰もが口を揃えて言う。

「あの時間帯にトンネルを通るのは、絶対にやめた方がいい。そこに何かが潜んでいるからだ」

九頭竜ダムの場所・アクセス・地図

九頭竜ダムの住所 日本、〒912-0214 福井県大野市長野33
交通アクセス 福井市から中部縦貫自動車道/国道158号 経由で1時間9分
最寄りのバス停 木工所前(徒歩1時間9分)国道158号 経由
最寄り駅 九頭竜湖駅(徒歩1時間18分)国道158号 経由

九頭竜ダムの地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

 

 

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。