新潟市東区に位置する大山台公園は、福祉タウンの隣に広がり、日本海や佐渡、弥彦、飯豊連峰を一望できるユニークな展望台が特徴。しかし、この公園はかつて結核隔離病棟があった場所でもあり、心霊現象が報告されているという。今回は、大山台公園のウワサの心霊話を紹介する。

大山台公園とは？

大山台公園は、福祉タウンの隣にあり、ユニークな展望台から日本海、佐渡、弥彦、飯豊連峰を一望できる。

新潟市東区の国道113号から少し入った場所に位置している。

この公園は約15,000平方メートルの広さを誇り、12メートルの高さのユニークな形をした展望台がある。

展望台の上からは、新潟西港や新潟市中心部、晴れた日には佐渡まで360度の絶景を楽しむことができる。

公園内には3本のすべり台付きアスレチック遊具やブロックレンガで囲まれた迷路もあり、広い敷地は自転車の練習にも最適。

また、水飲み場やトイレも完備されており、駐輪場もあるためサイクリングがてら訪れるのもおすすめである。

施設概要は以下となる。

• 展望台
• トリムの森
• 時計のあるメイン広場

展望台には美しいステンドグラスがあり、外側には螺旋階段が設置されている。

屋上からの眺めは素晴らしく、一見の価値がある。

かつては屋上にドームのような構造物があり、反射鏡のような装置が1階で見られたようだが、現在は壊れているらしい。

これに関連して、真ん中部分にだけ内階段があるようだ。

周囲の道路はあまり広くなく、駐車場もないため、訪問者が多い場合には混雑が予想される。

特に避難時には注意が必要とのこと。

〜活動報告〜
新潟市東区にある大山台公園。
心霊スポットとしても有名な場所である。ここの調査を開始する。まずは19時から20時の間の調査。写真を撮りながら周辺を探索するも至って普通の公園にしか見えなかった。
また時間帯を変えて調査する。#心霊スポット#調査#新潟心霊スポット pic.twitter.com/sj9fAk5sAA

— 心霊調査班 トワイライト (@T__S__R__) August 29, 2021

大山台公園の心霊現象

大山台公園の心霊現象は、

• 無数の手があの世へと引き込もうとする

である。特養施設福祉タウンの隣に広がる『大山台公園』。

かつてこの地には結核隔離病棟があった。

当時の医療では多くの患者が命を落とし、その魂は今も彷徨っているらしい。

ここでは幾つかの恐ろしい心霊体験が報告されている。

白い塔には内側と外側に階段があり、上がる際には決して内側の階段を見てはいけないという恐ろしいルールがある。

もし見てしまうと、苦しみ助けを求める無数の手があなたをあの世へと引き込もうとするのである。

さらに、塔の上から下を見下ろすと、そこにも無数の手が見えるというウワサがある。

静岡県で有名な稲取結核隔離での恐怖体験をした人々の証言からも、結核で亡くなった患者たちの怨念がこの地に強く残っていることが伺える。

霊感のない者ですら、この場所に足を踏み入れると、異常な空気感と昼間でも消えない物悲しさや寂しさに包まれるという。

訪れた者が背筋を凍らせる体験をし、二度と足を踏み入れたくないと恐怖する場所、それが大山台公園なのである。

〜活動報告〜
大山台公園３回目
昨日の23時から30分ほどで調査を終えました。結論から言いますととてもいい雰囲気の公園です。夜中にこそこそとカップルがいたのでほっこりしました。夜景も綺麗でした。とてもではないけど心霊スポットとは言えない場所と思いました。#新潟心霊スポット#大山台公園 pic.twitter.com/oVjgu8fxht

— 心霊調査班 トワイライト (@T__S__R__) September 7, 2021

夜の大山台公園 恐怖の体験談

まだ早い時間の夜だったが、公園には誰一人いなかった。

住宅街の真ん中にある公園で、普段ならウォーキングや犬の散歩をしている人がいてもおかしくないのに、まるで人の気配が消え失せていたのである。

展望台に上がり、景色を楽しんでから帰ろうとしたその時、Aさんがトイレに行くと言い出した。

私もついて行こうとトイレの入口付近に立った瞬間、全身に戦慄が走った。

[…！？」

直感的に「ここはヤバい！」と感じ、トイレに入るのをやめた。

家に帰ってから大山台公園を調べてみると、古い掲示板に展望台での自殺の報告があった。

数日後、Aさんにこの話を伝え、再び公園へ向かう。

小雨が降る中、どうしても確かめたかったのだ。

Aさんは霊感もなく、心霊現象など信じない人だが、トイレへ向かうとき、再びあの不吉な気配を感じた。

個室トイレの電気がついていた。

駐車場もなく、夜の小雨の中、誰もいるはずがない。

ドアは磨りガラスで少し中が見えるようになっているが、誰もいないはずの空間に明かりが灯っていた。

私たちは数秒間立ちすくんでいた。

その瞬間、ドアが開く気配がした。

私たちは無言のまま、同時に恐怖を感じ取り、走り出した。

「Aさん、待って！」私は半分泣きながら奇声を上げて走ったが、Aさんは驚くほどの速さで先を行った。

小雨の中、必死で車に向かって走り、車に乗り込むとAさんは言った。

「俺は霊感なんかないけど、あそこは絶対ヤバい。もう二度と行きたくない。」

霊感があるじゃないか。

帰り道、小雨の降る中、Aさんの車に揺られていると、近くの信号が赤になった。

私はスマホをいじっていたが、ふと顔を上げると、赤い服の女性が傘をさして横断歩道を渡っているのが見えた。

老婆のようにも見えたし、若い女性のようにも見えた。

気になったのでもう一度その場所を振り返ってみる。

「…！？」

そこには誰もいなかった。

渡ってない。

そこには誰もいないのだ。

「今のはなんだ…！？」

そんな不思議な心霊体験である。

大山台公園の場所・アクセス・地図

大山台公園の地図（Googleマップ）