新潟県に位置する人面トンネルは、地域の重要な交通路として機能しているが、その周辺には不気味な心霊体験が絶えずあるという。今回は、人面トンネルのウワサの心霊話を紹介する。
人面トンネルとは?
人面トンネルは、新潟県長岡市の人面(ひとづら)と三条市大平を繋ぐ重要なトンネルである。
このトンネルは1983年8月に施工され、延長は380メートル、幅7メートル、高さ4.7メートルとされている。
意外と交通量が多く、地域の重要な交通路として機能している。
さらに、このトンネルの近くには旧道の人面トンネルも存在するようである。
しかし、その道は険しく、辿り着くのは困難とされている。
人面の地名の由来
「人面」という地名は、一見すると物騒な印象を与えるが、その由来については明確ではない。
角川地名大辞典によると、地名の語源は不明だが、「四人村(しとむら)・四人面(しとづら)」という伝承がある。
この伝承によれば、4人の百姓によって開発された地であるため、「人面」という名前がついたと考えられている。
人面トンネルとその周辺には歴史と地理的背景があり、地元の人々にとっては馴染み深い場所なのだ。
人面トンネル、名前が怖すぎる pic.twitter.com/yNyy6phV2G
— 船長 (@yunsunnysky) September 12, 2022
人面トンネルの心霊現象
人面トンネルの心霊現象は、
- 心霊写真が撮れる
- バックミラーを見ると霊の顔が映り込む
- 誰もいないのに顔センサーが反応する
である。人面(ひとづら)は地名であり、決して人面犬が出るわけではない。
このトンネル周辺では事故や自殺が頻発しており、トンネル内で写真を撮ると霊の顔が写りこむというウワサが絶えないのである。
実際に訪れた者の話によると、車のバックミラーに見知らぬ顔が映り込んだり、カメラの顔センサーが何もない場所で反応したりすることがあるという。
暗いトンネルの中で、ふとバックミラーに目をやると、そこにはこちらを見つめる顔があった。
恐怖に駆られ振り返っても誰もいない。
カメラを向けると、霊の顔が写真に浮かび上がる。
何もないはずの場所で顔センサーが反応するたび、背筋に冷たいものが走る。
人面トンネルは、その不気味なウワサと実際に起こる怪異現象で、多くの人々を恐怖のどん底に突き落としている。
訪れる者は、何か異形のものに見つめられる覚悟が必要だろう。
人面トンネルのすぐ近くには、廃墟ビルがあるらしく不気味な雰囲気が漂っているらしい。
三条と栃尾の境にある人面トンネルを通った🚲
— ばんちゃん (@qfCVCae6GR3EoHG) June 10, 2018
何か出そうな雰囲気が漂ってる😱 pic.twitter.com/tp5mcbLKc2
人面トンネルの悪夢 恐怖の夏夜肝試し
ある夏の夜、友人たちと一緒に肝試しをしようと、3人の若者—ケン、ユウタ、アヤ—が人面トンネルに向かった。
「ここが例の人面トンネルか…ウワサ通り不気味だな。」ケンが車を止め、エンジンを切った。
「本当に霊が出るのか試してみようぜ。」
ユウタがスマホのカメラを構える。
トンネルの中に入り、暗闇の中で写真を撮り始めると、アヤが突然声を上げました。
「見て、これ…!」
ユウタのスマホには、ぼんやりとした人の顔が写りこんでいたのである。
「何だこれ…ただの反射だろ?」とユウタは笑おうとしましたが、その笑いは不安に変わる。
「ケン、バックミラーを見てみて。」アヤの震える声が車内に響いた。
ケンがバックミラーに目をやると、そこにはこちらをじっと見つめる顔が映っていた。
恐怖に駆られ、振り返りかえるが誰もいなかった。
「ここは本当にヤバい。早く出よう。」
ケンは急いでエンジンをかけたが、車の顔センサーが何もない場所で反応し始めた。
センサーはあたかも何かを追うように点滅を繰り返したのだ。
背筋に冷たいものが走り、3人は無言のままトンネルを抜けた。
トンネルを抜けた後も、3人の恐怖は収まらなかった。
「あれは一体何だったんだ…?」ユウタが呟く。
「人面トンネルは、ただのウワサじゃない。本当に何かがいる。」
アヤの言葉に、ケンとユウタも黙って頷いた。
訪れる者は、人ならざるものに見つめられる恐怖に備えなければならない。
人面トンネルの場所・アクセス・地図
人面トンネルの住所 | 日本、〒955-0154 新潟県三条市大平 |
---|---|
交通アクセス | 新潟市から北陸自動車道 経由で1時間3分 |
最寄りのバス停 | 長沢駅跡(徒歩1時間37分)国道290号 経由 |
最寄り駅 | 見附駅(徒歩2時間57分)村松街道 経由(車で23分) |
コメント