五泉市と田上町の境に位置する大沢鍾乳洞は、珍しい鍾乳洞の一つとして知られている。一方、この洞窟では不可解な恐ろしい心霊現象が目撃されているという。今回は、大沢鍾乳洞のウワサの心霊話を紹介する。
大沢鍾乳洞とは?
大沢鍾乳洞は、五泉市と田上町の境に位置し、珍しい鍾乳洞の一つである。
この鍾乳洞は、新生代新第三紀世(約2400万~180万年前)のやわらかい砂岩の層が盛り上がり、その後に形成された。
日本の鍾乳洞のほとんどは、数億年前の硬い岩石である石灰岩の中にできているが、このような新しい地層の中にできた鍾乳洞は珍しいもの。
このため、平成5年には市の天然記念物に指定された。
洞窟への入口は、県道沿いの駐車場から少し登った場所にある。
総延長は145.9メートルで、高低差は17メートルである。
洞窟内はひんやりとしており、元々は鍾乳石や石筍がたくさんあったとされているが、現在はほとんど見られない。
鍾乳石や石筍ができるには数百~数千年の時間がかかるため、その貴重な存在を大切にする必要がある。
洞窟内部には照明がないため、懐中電灯の持参が必要。
通路は狭く、足元が滑りやすいため、汚れてもいい服装や長靴の着用がおすすめだ。
また、洞窟内ではコウモリが生息しており動物臭がすることも。
洞窟内は暗く、不気味な雰囲気が漂う。
3つの分かれ道があり、どの道も行き止まりで、最奥には神棚などが飾られている。
洞窟内は30分程度で見学できるが、暗い場所や狭い通路があるため、複数人での訪問や懐中電灯の持参が安心だろう。
大沢鍾乳洞探検したけど暗すぎ狭すぎ、心霊スポットよりも怖くて死ぬかと思った。 pic.twitter.com/059YhjtozY
— ポリプロピレン・ふみ (@cat_friends0908) May 6, 2019
大沢鍾乳洞の心霊現象
大沢鍾乳洞の心霊現象は、
- 白い着物の長髪の女性の霊が出る
- 謎の老婆が出現し何かを売りつける
- 積まれている石を持ち帰ると祟りに遭う
である。昔、新潟県の山奥にある鍾乳洞周辺をハイキング中、森の中で恐ろしい出来事が複数の人によって目撃されたという。
白い着物を着た長髪の女性の幽霊が宙に浮いているのである。
その姿は、静かな森の中で不気味な光を放ち、周囲の者たちを恐怖に陥れました。
さらに、洞窟内では時折、謎の老婆が姿を現し、何かを売りつけようとしてくるとのウワサも広まっている。
ある日、ある者の母と叔母がこの鍾乳洞を訪れた際、彼女たちは異変に遭遇した。
鍾乳洞内に積まれている石についての不気味な話があり、普通はその石を積み上げるだが、母と叔母は石を持ち帰ることにした。
しかし、持ち帰るのをやめて叔母が石を車から投げ捨てると、不可解な現象が始まった。
彼女たちが家に帰り、安心して雑談していると、突然、ドアノブがガチャガチャと回り始めたのである。
驚いた二人はドアを開けて外を見渡しましたが、何も見えなかった。
後日、地元の人々から聞いた話によれば、鍾乳洞の石には意味があるそうである。
それは、水子として生を終えた子供たちが、母親を待つために三途の川で石を積み上げているというものだった。
しかし、その積み上げられた石が崩されると、子供たちは母親に会えずに苦しむのだとか。
この出来事は、懲らしめの意味を持ち、霊が着いてくる可能性があると云われている。
大沢鍾乳洞の場所・アクセス・地図
大沢鍾乳洞の住所 | 日本、〒959-1756 新潟県五泉市刈羽乙1195 |
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交通アクセス | 新潟市から県道1号 経由で55分 |
最寄りのバス停 | 暁星高校前(徒歩1時間26分)県道67号 経由 |
最寄り駅 | 羽生田駅(徒歩1時間3分)県道67号 経由 |
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