香川県高松市にある「成合自販機前公衆電話ボックス」は、深夜になると奇妙な現象が起きると噂される心霊スポットである。この場所では、電話ボックス内にスーツ姿の男性が浮いているという目撃談が多く寄せられており、訪れる者に不安と恐怖を与える。今回は、成合自販機前公衆電話ボックスのウワサの心霊話を紹介する。
成合自販機前公衆電話ボックスとは?
成合自販機前公衆電話ボックスは、香川県高松市の国道32号線沿いに位置し、周囲には自動販売機や街路樹が並ぶ場所である。
最寄りの高松琴平電気鉄道琴平線・太田駅から車で約10分の距離にあり、深夜の静けさの中で不気味な雰囲気を醸し出している。
特に特徴的なのは、緑色の公衆電話ボックスがぽつんと佇む姿であり、その周囲の薄暗さが恐怖心を煽る。
過去に重大な事件や事故の記録はないものの、心霊現象が多く報告されている。
このスポットでは、不審な人影が頻繁に目撃されており、その中でもスーツ姿の男性が浮かび上がるという噂が広く知られている。
成合自販機前公衆電話ボックスの心霊現象
成合自販機前公衆電話ボックスで報告されている心霊現象は以下の通りである。
- スーツ姿の男性の幽霊が浮いている
- 公衆電話ボックス内で息苦しさを感じる
- 街路樹の影が動いて見える
- ボタン信号が「ププッ、ププッ」と不規則に鳴り続ける
スーツ姿の男性の幽霊が浮いている
最も有名な目撃談は、スーツ姿の男性がうつむきながら浮いているというものだ。
ある証言によれば、彼は頭の位置が通常の高さよりも高く、首が不自然に前へ折れ曲がった状態で背中を向けている。
その姿勢は明らかに人間のものではなく、人影にしか見えないという。
公衆電話ボックス内で息苦しさを感じる
深夜に電話ボックス内に入ると、突然息苦しさを感じるという報告がある。
この現象は、電話を取ろうとした瞬間に始まり、ボックスから出るまで続く。
中には、胸に圧迫感を覚えた者もおり、「何か見えない力がボックス内にいるのでは」と恐れられている。
街路樹の影が動いて見える
公衆電話ボックスの周囲には街路樹が並んでいるが、深夜になるとその影が風もないのに揺れるように見えるという。
この現象は、訪れる者の視界の端に現れることが多く、直視しても影の動きは止まらない。
ボタン信号が「ププッ、ププッ」と不規則に鳴り続ける
周辺にある押しボタン式の信号機が、不規則な間隔で鳴り続けることがある。
その音は「ププッ、ププッ」と短く途切れるように聞こえ、訪れる者に不気味さを感じさせる。
成合自販機前公衆電話ボックスの心霊体験談
体験談1
ある男性が深夜に自転車で通りかかった際、公衆電話ボックス内にスーツ姿の男性が立っているのを目撃した。
しかし、よく見るとその男性は地面から浮いており、姿勢が明らかに不自然であった。
怖くなった男性は急いでその場を立ち去ったが、後日再び訪れた際にも同じ姿を目撃したという。
体験談2
別の人物が夜中に電話ボックスを使用しようとした際、中に入った瞬間に息苦しさを感じ、動悸が激しくなったという。
慌てて外に出ると、街路樹の影が揺れているのを目撃し、さらに恐怖を覚えたとのことだ。
体験談3
夜中に徒歩で訪れた若者たちは、ボックス周辺のボタン信号が「ププッ、ププッ」と不気味に鳴り続けるのを聞いた。
さらに、公衆電話ボックスの中に白い影のようなものが浮かんでいるのを見たと言い、二度とその場所には近づかないと語っている。
成合自販機前公衆電話ボックスの心霊考察
成合自販機前公衆電話ボックスでの心霊現象は、訪問者の心理状態や環境要因が影響している可能性が高い。
不規則に鳴るボタン信号や影の動きは、深夜の静けさと相まって訪れる者の不安を増幅させているのかもしれない。
しかし、スーツ姿の男性や息苦しさといった報告が複数の訪問者から寄せられている点から、何らかの霊的存在が関与している可能性も否定できない。
この場所を訪れる際は、心霊現象の真偽を確かめたいという好奇心とともに、安全への配慮も忘れないことが重要である。
特に深夜の訪問は交通量が少ないとはいえ、通行車両には十分注意が必要である。
また、心霊スポットへの訪問が地域住民に迷惑をかけることのないよう、慎重な行動が求められる。
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