賽の河原(石見畳ケ浦)のウワサの心霊話

賽の河原(石見畳ケ浦)は、自然が織りなす美しい景観を持つ一方で、恐ろしい心霊現象の噂が絶えない場所として知られている。海難事故や間引きなどの悲劇的な歴史が刻まれたこの地にまつわるウワサの心霊話を紹介する。

賽の河原(石見畳ケ浦)とは?

石見畳ヶ浦の外観

賽の河原(さいのかわら)は、島根県浜田市にある石見畳ケ浦(いわみたたみがうら)という広大な隆起海床の一部である。

この地域は、約1600万年前に形成された地層が明治5年(1872年)の浜田地震で隆起したことで知られる。

千畳敷のように見える規則正しい亀裂が特徴的で、その地質学的価値から天然記念物に指定されている。

しかし、その美しさとは裏腹に、潮流によって海で亡くなった遺体が多く漂着する場所として知られ、古くから「賽の河原」としての信仰が根付いている。

洞窟内には、亡くなった子供の霊を供養するための石仏や地蔵が並び、観音菩薩も祀られている。

この場所は、親より先に亡くなった子供たちを慰めるための供養の地であるとされている。

賽の河原(石見畳ケ浦)の心霊現象

賽の河原(石見畳ケ浦)で報告されている心霊現象は以下の通りである。

  • 海難事故で亡くなった霊の目撃
  • 子供の笑い声や泣き声が聞こえる
  • 洞窟内で心霊写真が撮れる
  • 白い霧状の物体の目撃
  • トンネル内で複数の子供の霊が遊んでいる

これらの現象は、特に夜間や早朝などの人けの少ない時間帯に多く発生している。

海難事故で亡くなった霊の目撃

潮流によって運ばれた水死体の霊が海岸や洞窟内で目撃されることが多い。

白い服を着た霊や海に向かって何かを訴えるような姿が確認されているという。

子供の笑い声や泣き声が聞こえる

洞窟内やトンネル周辺では、子供の声が聞こえるという報告が絶えない。

この声は明るい笑い声と切ない泣き声が交互に聞こえる場合があり、訪問者を混乱させる。

洞窟内で心霊写真が撮れる

観光客が撮影した写真には、背景に浮かぶ子供の姿や、白い霧のような物体が映り込むことが多い。

これらの写真は、供養されていない霊たちの存在を示しているとされる。

白い霧状の物体の目撃

洞窟内や海岸で白い霧のような物体が目撃される。

この霧は特定の場所に留まらず、訪問者の周囲を漂うこともあるため、不安を感じさせる。

トンネル内で複数の子供の霊が遊んでいる

トンネル内では、複数の子供の笑い声や足音が聞こえたり、霊が遊んでいる姿が目撃されることがある。

この現象は特に深夜に多く発生し、恐怖心を煽る。

賽の河原(石見畳ケ浦)の心霊体験談

冬の肝試しでの体験

寒い冬の夜、友人と賽の河原を訪れた男性が、トンネル内で複数の子供の笑い声を聞いた。

真夜中の出来事であり、恐怖を感じて逃げ出したと語っている。

地蔵に触れた後の怪奇現象

夏に訪れた若者グループの中で、1人が地蔵を抱きしめてふざけたところ、数日後に自宅の浴室で溺れるという怪奇現象に見舞われた。

この体験から、地蔵に手を出すことの危険性が警告されている。

賽の河原(石見畳ケ浦)の心霊考察

賽の河原(石見畳ケ浦)で発生する心霊現象の多くは、過去の海難事故や間引きの風習に起因していると考えられる。

特に子供の霊にまつわる現象が多いことから、親に捨てられた子供たちの悲しみや怨念がこの地に宿っているのだろう。

さらに、この場所が霊的に「溜まりやすい」地形であることも影響している可能性がある。

洞窟やトンネルの構造は、霊的なエネルギーを集中させるとされており、訪問者が強い恐怖心を感じるのも無理はない。

賽の河原(石見畳ケ浦)は、自然の美しさと悲しい歴史が交錯する特異な場所である。

訪れる際には、敬意と慎重さを持って行動することが重要である。

賽の河原(石見畳ケ浦)の地図

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。