全国的に話題となった岐阜県富加町の高畑住宅は、幽霊騒動で一世を風靡した町営住宅である。こちらでは、24世帯中15世帯がポルターガイストの被害に遭ったとされているという。今回は、高畑住宅のウワサの心霊話を紹介する。
高畑住宅とは?
平成12年(2000年)に話題となった幽霊団地は、岐阜県富加町の町営住宅である。
平成10年(1998年)に建築された4階建ての公営住宅であり、24世帯のうち15世帯がポルターガイストの被害があったという。
富加駅から車で10分ほどの場所にあり、新聞やテレビ番組でさかんに取り上げられ、日本中が大騒ぎになった事件である。
朝日新聞・週刊朝日・報道ステーションでも放送され、日本中が心霊現象の有無に盛り上がりを見せた。
その後、全国の霊能者たちが次々と集まり、悪霊退散や祟りを鎮める為に怯える住民に説明していった。
彼らを囲むようにマスコミ各社が集まり、大騒動となっていったのである。
建付けの問題や欠陥住宅であることが原因としてある日事態は収束するが、そのウワサを流したのは住人たちだったという。
東海心霊スポットツアー⑫
— かわうそ (@wug0029) September 7, 2019
岐阜・富加町「高畑住宅」
99年に建設された町営集合住宅。ポルターガイスト現象が頻発し翌年にはマスコミが殺到。ワイドショーで連日取り上げられ大騒ぎとなった。
自称“霊能力者”が続々と現れ怪しい商売を始めるなか下ヨシ子氏の活躍により霊は沈静化したと言われている pic.twitter.com/9J3O6tRWyw
高畑住宅の心霊現象
高畑住宅の心霊現象は、ポルターガイスト現象や女性の霊の目撃などが報告されている。
具体的には以下のような怪奇現象が起きたという。
- ドアが勝手に開閉する
- テレビのチャンネルが勝手に変わる
- 謎のラップ音が響く
- ドライヤーがひとりでに動き出す
- 皿が飛び出す
- 水道から水が勝手に流れ出す
これらの現象は特に2000年末頃に顕著であり、女性霊能者とその弟子が除霊を行った後、次第に減少したが、2002年頃まで一部の現象は続いたとされている。
さらに恐ろしいのは、ポルターガイスト現象だけでなく、女性の霊が近づいてきて、突然消えるという報告も多数ある。
近隣住民によれば、この団地はかつて神様の通り道だった場所に建てられたため、このような騒動が起きたのではないかと云われている。
この恐怖の事件を基にしたホラー映画『N号棟』は、心霊現象の考察を描いた作品として近年話題となった。
前にポルターガイストやら心霊現象で話題になった高畑住宅っていうところも、古墳からの神さまが通る道のど真ん中に建ってるそうな。
— びびにゃん (@bibinyanko) November 26, 2012
高畑住宅の場所・アクセス・地図
高畑住宅の住所 | 〒501-3304 岐阜県加茂郡富加町高畑374−1 |
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交通アクセス | 岐阜市から県道287号 と 国道248号 経由で38分 |
最寄りのバス停 | 富加駅南(徒歩8分) |
最寄り駅 | 富加駅(徒歩9) |
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