沖縄本島の国頭村安波にある滝壺が普久川(タナガーグムイ)である。自然豊かな場所にあり、観光をする方も少なからずいたが、沖縄北部の有数の心霊スポットと云われている。今回は、普久川・タナガーグムイのウワサの心霊話を紹介する。
タナガーグムイは危険な場所?
テナガエビの群れという意味がある「タナガーグムイ」だが、人の手が入らない道のりが険しい道なき道を進むため、たどり着くまでが危険である。
又、たどり着いてから事故にあうケースも多々あるという場所だ。
タナガーグムイという沖縄の方言(テナガエビの群れ)で由来がわかるように、テナガエビの生息地として知られている。
その他の生き物も多く生息している大自然であるが故に、事故や怪我・行方不明・死亡等のリスクがある場所という。
タナガーグムイで転落死亡事故
沖縄地元の新聞にも載ったのだが、米軍女性(19)が滝壺に転落し救急搬送される報道があり、死亡したという。
この事がきっかけとなり、滝壺までの案内板を撤去しているが、実は昔から水難事故が多い場所だったとのこと。
タナガーグムイで起こった過去の水難事故
タナガーグムイで起こった過去の水難事故は、
- 1997年:男子大学生(21)滝壺で溺れて死亡
- 1999年:専門学生(19)滝壺で溺れ死亡
- 2001年:男子中学生(15)滝壺で溺れて死亡
- 2003年:社会人男性(25)滝壺に転落死亡事故
- 2011年:社会人男性(24)滝壺で溺れて死亡(シュノーケル中)
- 2014年:男子大学生(20)滝壺で行方不明後、川で死亡した状態で発見
タナガーグムイでは、滝壺に飛び込んだ後に溺れて死亡するケースが多くある。
遊泳を慣れている方もいるが、そんな方でもタナガーグムイで遊泳するのは危険と云われている。
大雨があった後には、1メートルほど水かさが増すこともありレジャーで行く事も危険である。
タナガーグムイでは、事故や自然の影響だけでなく滝壺の奥に引きずり込もうとする霊の存在がいるのではないか、そんな推測もできるかもしれない。
人の手が入っていない場所では、大自然を感じられ気持ちが躍ることもあるが、雨が降れば岩場は滑りやすくなり、滝壺が増水すれば遊泳するのが困難になる。
普段の生活では大丈夫な事でも、大自然の中ではちょっとした軽率な判断が命を落とす原因になることも。
国頭村ではタナガーグムイに近づかないように警報を鳴らしていると云われ、興味本位でタナガーグムイに行かないよう注意。
当時のタナガーグムイ前にあった事故の警告 pic.twitter.com/XCVoku6365
— KUNIZAKI(川と道を彷徨う人) (@Kunizaki_mos) November 6, 2020
タナガーグムイの心霊現象
タナガーグムイの心霊現象は、
- タナガーグムイで亡くなった者の霊がでる
- オーブなどの心霊写真が撮れる
である。タナガーグムイは、神秘的な大自然を楽しめる場所の半面、水難死亡事故が多くあるため現地では心霊スポットとして有名になっている。
古くからタナガーグムイで亡くなった方の中には、気づいてもらえなかった方もいたのではないか。
霊になっても未だ「私はここにいる」と遊泳中の者の脚を引っ張る手があるかもしれない。
水辺には霊が集まりやすいと云われていることもあるという。
タナガーグムイで亡くなった方だけではなく、引き寄せられた霊の存在が事故を起こしているという話も。
他県から訪れる者も一時期はいた場所だが、自然の意味でも霊的な意味でも「危険な場所」なので、興味本位でタナガーグムイには行かない方がいいかもしれない。
心霊体験と言えなくもない、軽いゾクッと体験をしたことが何度もあるのだけれど、
— 狂美スニク (@kres_nik) June 11, 2017
タナガーグムイの植物集落に行った時に、見知らぬ若い人に「頭が痛いんです」と言われて、「大丈夫です?」と声をかけたらフラフラと消えていった後に、毎年転落事故や水死が多発している場所と知ってヒェ〜!
タナガーグムイの場所・アクセス・地図
タナガーグムイの住所 | 〒905-1504 沖縄県国頭郡国頭村安波 |
---|---|
交通アクセス | 那覇市から沖縄自動車道 と 国道58号 経由で1時間59分(国頭東線70号 普久川近く) |
最寄りのバス停 | 安波(徒歩24分)県道70号 経由 |
最寄り駅 | 近くに駅はない |
コメント