東京競馬場の第3コーナーにそびえる「大欅(おおけやき)」は、その歴史的背景から多くの心霊現象が報告されている場所だ。今回は、この大欅にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
東京競馬場第3コーナーの大欅とは?
東京都府中市に位置する東京競馬場は、数々の伝説的レースが行われる場所として有名だが、その第3コーナーに立つ大欅は、競馬ファンの間でも特に注目される場所である。
この大欅は、実際には榎(えのき)という木だが、昔は欅の木がこの場所に立っていたため、「大欅」という名前が残っている。
この木の下には、戦国時代の武将、井田摂津守是政の墓が存在しており、この木自体が「魔のコーナー」として数々の怪異を引き起こしているとされている。
東京競馬場第3コーナーの大欅の心霊現象
東京競馬場第3コーナーの大欅で報告されている心霊現象は以下の通りである。
- 白い死装束をまとった武士の幽霊が目撃される
- 戦前の服装をした男性が木のそばに佇んでいる
- レース中に落馬事故や馬の負傷が多発する
- 木を伐採しようとすると関係者が不幸に見舞われる
これらの現象が報告されており、特に競馬ファンや騎手の間では、このコーナーに対する恐怖心が強い。
特に有名なのは、白い死装束をまとった武士の幽霊の目撃談である。
この幽霊は、大欅の周辺でしばしば目撃され、その姿は異様なほどはっきりと見えることがある。
また、戦前の服装をした男性が、木の近くに佇む様子が報告されており、彼はいつも同じ場所で同じ姿勢をとっていると言われている。
さらに、競馬のレース中にこの第3コーナーで多くの落馬事故が発生しており、特に有名なのは1998年に発生した「サイレンススズカ」の事故である。
この競走馬はこのコーナーで骨折し、その後安楽死処分となった。
この事故を機に、この場所には何か霊的な力が働いているのではないかという噂が強まった。
東京競馬場第3コーナーの大欅の心霊体験談
ある競馬ファンは、レース前に木の近くで不思議な男性を見かけたが、その後、そのレースは大荒れとなり、複数の馬が怪我を負ったという。
また、別の体験者は、木の下を通るたびに背筋が寒くなると語っている。
この場所を訪れると、どこかしら霊的な存在の影響を感じるという体験談が後を絶たない。
東京競馬場第3コーナーの大欅の心霊考察
この大欅が「魔のコーナー」と呼ばれる背景には、歴史的な因縁が深く関わっていると考えられる。
特に、井田摂津守是政とその一族の霊がこの地に強く留まっており、伐採を試みた作業員が不幸に見舞われたという話も、この地に眠る怨念が影響しているのかもしれない。
また、馬たちがレース中に怪我を負いやすいこの場所は、ただの偶然ではなく、霊的な力が関与しているという考えが根強く残っている。
このように、東京競馬場第3コーナーの大欅は、競馬ファンや訪問者にとって恐怖の象徴であり、心霊スポットとしても有名な場所である。
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