練馬区に位置する「長命寺」は、江戸時代から「東の高野山」として名高い霊場であり、その名は最寄り駅「練馬高野台駅」にも受け継がれている。境内には歴史的な鐘楼や弘法大師像があり、多くの石仏や石塔が並ぶ荘厳な場所だが、その中でも特に神秘的で恐れられているのが「姿見の井戸」であるという。今回は、姿見の井戸のウワサの心霊話を紹介する。
姿見の井戸とは?
江戸時代から「東の高野山」として知られ、関東地方の霊場として有名な「長命寺」は、最寄り駅「練馬高野台駅」の名前の由来ともなっている。
寺院の山門には「南大門」に四天王像が安置されている。
鐘楼は1650年(慶安3年)に建てられたもので、練馬区指定の有形文化財だ。境内には立派な弘法大師像もある。
金堂や観音堂は何度も火災に見舞われ、その都度再建されてきた。
現在、境内には多くの石仏や石塔が立ち並び、1652年(慶安5年)に徳川家光の一周忌を追悼して設置されたものである。
これらの石仏や石塔は練馬区内で最も多く見られる。
「奥之院」へ通じる参道の両側には多くの石仏や灯篭、供養塔が並び、霊場らしい雰囲気を醸し出している。
「奥之院」のさらに奥には、閻魔像が集められた一角があり、独特な境域を形成している。
その「奥之院」の手前にはひっそりと「姿見の井戸」がある。
案内もほとんどなく、古い案内板が朽ち果てて倒れている。
井戸の水面に自分の顔が映れば無事だが、映りがぼやけたり全く映らなければ、死期が近いとされている。
現在、井戸には蓋がされており、水が見えないという報告もある。
大師堂横の姿見の井戸。
— 橋本敏行@東京3万年案内人 (@geshutalt) July 14, 2015
この井戸を覗いて、水面に自分の姿が写っているのが見えれば、長生きできると言われている。現在は金網が掛かっていて覗きづらい上に、水面もそこそこ遠い。
コツは太陽を正面に見て覗き込むこと。 pic.twitter.com/Xg1YHwVugV
姿見の井戸の心霊現象
姿見の井戸の心霊現象は、
- 井戸を覗き込んだとき、自分の顔ではなく見知らぬ少女の顔が水面に映る
- 井戸を覗き込んで自分の顔が映らない場合、3年以内に命を落とす
である。東京都練馬区に位置する東高野山長命寺には、「姿見の井戸」と呼ばれる不思議な井戸が存在する。
この井戸は、神々しい力を持つとされており、古くから「井戸を覗き込んで自分の顔が水面に映れば長生きできる」という言い伝えが伝わっている。
しかし、この神秘的な井戸がなぜ心霊スポットとして恐れられるようになったのか。
その理由は、井戸を覗き込んだときに自分の顔ではなく、見知らぬ少女の顔が水面に映ったという衝撃的な体験談が報告されているからである。
体験者がその後どうなったのかは不明であり、そのため真夜中に井戸を覗き込むことは絶対に避けるべきだろう。
さらに、井戸を覗き込んで自分の顔が映らなければ、3年以内に命を落とすという恐ろしいウワサもある。
高野山とゆかりが深いため、高野山の「姿見の井戸」を模して作られたらしく、その影響もあるだろう。
ある者がいうには、寿命が短い者ほど、自分の顔が水面に映ることはないというのだ。
この井戸は、ただの伝説では済まされない、背筋が凍るような恐怖の源となっているのかもしれない。
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