この宿は、過去に心中事件やオーナーの自殺が起きたとされており、その後廃墟となった。現在でも、この場所では霊の目撃やラップ音、オーブが飛び交うなど、数々の心霊現象が報告されている。今回は、大垂水峠近くにある廃墟「峠のお宿(高尾の宿)」にまつわるウワサの心霊話を紹介する。
峠のお宿(高尾の宿)とは?
東京と神奈川の境に位置する大垂水峠(おおだるみとうげ)付近にあった旅館で、2002年頃に閉業し、以降は廃墟となっている。
かつては「全室離れ」を特徴とした旅館で、甲州街道(国道20号線)沿いに建てられた受付兼オーナーの住居が目印であった。
現在、その建物は解体されたが、斜面に残る宿泊棟はまだ廃墟として残っている。
この場所では、1990年代に男女の心中事件が起こったとされており、さらに後にはオーナーが自殺したという話もある。
特にこの心中事件が、この宿を心霊スポットとして広く知られるきっかけとなった。
峠のお宿(高尾の宿)の心霊現象
峠のお宿(高尾の宿)で報告されている心霊現象は、次のようなものである。
- 男女の霊が出没
- オーナーの霊がさまよう
- 建物内でラップ音が聞こえる
- 不気味なオーブが飛び交う
これらの現象が原因で、この場所は心霊スポットとして有名になった。
心中した男女やオーナーの霊が未だに宿泊棟を彷徨っているという噂があり、建物内を探索していると、突如「コンコン!」というラップ音が聞こえることが多い。
まるで誰かがノックをしているかのようなこの音は、多くの訪問者が体験している現象であり、無視できないものだという。
また、心霊現象に関連する話として、建物内でオーブが飛び交っているのが見られるという報告もある。
オーブとは、霊が姿を現す一種の現象とされており、心霊スポットではよく目撃されるもののひとつである。
この場所では、特にカメラで写真を撮影するとオーブが確認できることがあるという。
さらに、この場所では動物の死骸が発見されることが多く、特に猪などの大きな動物の死骸が放置され、異臭を放っていることが恐怖を増幅させている。
峠のお宿(高尾の宿)の心霊体験談
この場所を訪れた人々は、不気味なラップ音や誰かに見られているような気配を感じるといった恐怖体験を報告している。
また、オーブの写真が撮影されることもあり、訪問者たちはその異常な現象に恐怖を覚えているという。
中には、夜中に探索をしていると、建物内から誰かが歩いているかのような音が聞こえてくるという報告も多く、特に夜間は非常に不気味な雰囲気に包まれている。
峠のお宿(高尾の宿)の心霊考察
この場所で起きた心中事件やオーナーの自殺が、現在も霊としてこの場所に留まっていると考えられる。
心霊現象が多発している背景には、悲しい出来事が関与している可能性が高い。
また、建物内の廃墟の状態がさらに不気味な雰囲気を助長しており、探索者たちの恐怖を掻き立てている。
心中した男女やオーナーの霊が、未だにこの場所に執着しているのかもしれないが、その真相は今も不明である。
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