小曲園は、富士五胡の1つ河口湖の湖畔にあった廃ホテルである。この建物では心霊現象が起こるとウワサされ、解体後も見える人は見えるらしい。今回は、小曲園のウワサの心霊話を紹介する。
小曲園とは?
小曲園(こまがりえん)はかつて山梨県南都留郡富士河口湖町にあった伝説的な廃ホテル。
「K曲園」とも呼ばれることがある。
昭和27年(1952年)に開業し、河口湖湖畔の急な斜面に位置している。
経済成長に合わせて増改築を繰り返し、巨大で複雑な建物になっていた。
客室や宴会場だけでなく、
- 夢の宝石風呂
- 小曲園グリル(レストラン)
- アバ(ドリームパブ)
離れなど、様々な施設が整っていたらしい。
「湖畔随一の眺望を誇る高台の和風旅館」として広告され、一時は多くの人々に愛されていたが、施設の老朽化や安全基準への対応が困難になり、平成6年(1994年)に閉業した。
その後、取り壊されずに放置されたため、美麗な巨大廃墟として全国的に知られるようになった。
所有者である不動産会社が倒産したことで、平成16年(2004年)に河口湖町によって取得され、解体撤去。
跡地は「小曲展望広場」となり、湖畔テラスや展望広場が整備されている。
「小曲園グリル」山梨
— 栗原☠亨(廃墟&樹海探検家) (@GSX1100SSSL) March 27, 2023
もはや語るまでも無い伝説の廃墟。
いかに山に沿って建てられたかの貴重なカット。
浴室は勿論、宝石風呂。
上から下がる三角錐に信玄の顔が浮かび上がる。
可能ならもう一度行きたい廃墟だ。 pic.twitter.com/ofr0AhTx1L
小曲園の心霊現象
小曲園の心霊現象は、
- 人影が見える
である。ウワサでは手抜き工事で増設を繰り返しており、昭和57年(1982年)2月8日に起きたホテルニュージャパン火災事故以降に厳しくなった安全基準に対応できず閉業したらしい。
建物が取り壊されず放置され、廃墟になったことで心霊スポットとしてウワサされるようになった。
この建物内では「人影が見える」という心霊現象が多々起きていたそうだ。
現在は基盤の一部を残し解体されており、以降心霊現象のウワサはほぼ無くなった。
だが、未だ女性の地縛霊がいると一部では云われている。
現在は、階段を上がっていく途中でガラスの破片などが散乱しているらしいが、当時の旅館のものか不明である。
目の前にある河口湖も心霊スポットと云われており、全身白ずくめの痩せた男性の霊が目撃されている。
昨日こまがりの聖地のホテル小曲園跡地に行ってました✌心霊スポットだったらしくてなんか変な雰囲気だった pic.twitter.com/1dyYKL6OCi
— 小曲クソムシ (@komagarin) July 23, 2015
小曲園の場所・アクセス・地図
小曲園の住所 | 日本、〒401-0303 山梨県南都留郡富士河口湖町浅川 |
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交通アクセス | 山梨市から御坂みち/国道137号 経由で44分 |
最寄りのバス停 | ロープウェイ入口(徒歩4分)御坂みち/国道137号 経由 |
最寄り駅 | 河口湖駅(徒歩17分)御坂みち/国道137号 経由(車で4分) |
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