洗心寮は、廃墟マニアの間で有名で「山中湖の廃墟」と呼ばれる廃墟寮である。敷地内には巨大地下金庫があり、さまざまな心霊現象が起こるらしく心霊スポットとして有名である。今回は、洗心寮のウワサの心霊話を紹介する。
洗心寮とは?
三洋証券洗心寮は、山梨県南都留郡山中湖村にある保養所の跡地。
山中湖湖畔に位置しており、通称では「山〇証券〇心寮」や「SS寮」としても知られている。
この建物は昭和35年(1960年)代から昭和45年(1970年)代に建てられた2階建てのコンクリート建築で、地階部分はピロティ(柱上の床)となっている。
三洋証券株式会社は平成9年(1997年)に経営破綻し、それに伴い洗心寮も使用されなくなったと考えられる。
敷地内には茶室のような建物やテニスコートがあり、また山中湖メッシーナ美術館と呼ばれる建物も存在している。
興味深いことに、「先人の碑 1990年 土屋陽三郎」という半円ドーム型の石碑の下には堅牢な構造の巨大地下金庫があったとのこと。
平成12年(2000年)代に入ると、廃墟ブームが日本全国で広まり、三洋証券洗心寮もその存在が知られるようになった。
海外でも注目されるほどの人気となった。
時が経つにつれ、ガラスの損壊や落書きなどにより少し荒れた状態となったが、現在は機械警備が導入されて管理が行き届いている。
証券会社の洗心寮跡☀️
— あまね (@t_amane33) December 17, 2020
湖畔にある1990年末に経営破綻した証券会社の保養所と、研修施設を改装した美術館の廃墟。
中はがらんどうで荒らされ気味…。
広い窓からは午後の優しい光が射し込んでいました🌱#廃墟 pic.twitter.com/LuRcU3mlHP
洗心寮の心霊現象
洗心寮の心霊現象は、
- 白装束を着た亡霊が彷徨っている
- 心霊写真が撮れる
である。敷地内の石碑の下にある巨大地下金庫では、霊が出るとウワサがあり、心霊写真が撮れるという話がある。
建物内には白装束を着た亡霊が彷徨っているという話が有名である。
また多くの小動物の死体が散乱していたらしく、建物内で不気味な鳴き声が聞こえてきたという。
肝試しに訪れた者の中には女性の声が聞こえたという情報もある。
首吊りロープのような影が見えたという話や、ぶらさがっている女性の姿を見たというウワサも。
何者かの歩く音や血の付いた手形など、さまざまな心霊現象が起こるらしい。
山梨心霊スポットツアー①
— かわうそ (@wug0029) November 9, 2018
「三洋証券 洗心寮」
山中湖そばにある三洋証券の保養所。
97年の破綻後は廃墟として放置されたままとなっている。
ここには廃墟には珍しいアレがあるのだが… pic.twitter.com/vSjJO5KVWU
洗心寮の場所・アクセス・地図
洗心寮の住所 | 日本、〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野2291−1 |
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交通アクセス | 山梨市から中央自動車道/西宮線 と 富士吉田線 経由で1時間3分 |
最寄りのバス停 | みさき(徒歩6分)マリモ通り/県道729号 経由 |
最寄り駅 | 富士山駅(徒歩2時間52分)旧鎌倉往還/道志みち/国道138号/国道413号 経由(車で25分) |
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