西甲府病院

西甲府病院は、結核の療養所として設立され、廃墟となった後に心霊体験をした者が多々いる心霊スポットとして有名である。今回は、西甲府病院のウワサの心霊話を紹介する。

西甲府病院とは?

西甲府病院はかつて山梨県甲府市に存在した病院であった。

昭和18年(1943年)に結核の療養所として設立され、山梨県立結核療養所として始まった。

その後、昭和22年(1947年)に厚生省へ移管され、国立療養所山梨清楽荘となった。

昭和54年(1979年)に名称が国立療養所西甲府病院に変更。

だが、平成16年(2004年)に市街地にある国立病院機構甲府病院と統合されて廃止。

平成31年(2019年)時点で廃止された施設はまだ存在しているらしく、敷地内には草木が茂り、機械警備が導入され管理されているという。

10年ほど前であれば、正面から入れたようであるが、その後正面入り口や窓が板で塞がっているらしく、空いている扉を見つけなければ中には入れないらしい。

東側の倉庫の方から入れるという情報もあるが、不法侵入になる可能性があるため、おすすめはしない。

西甲府病院の心霊現象

西甲府病院の心霊現象は、

  • 大量の霊がいる
  • 子供の笑い声が聞こえる

である。西甲府病院の中は迷路のようになっており、入ったら迷って帰る道が分からなくなる可能性がある。

病院内では大量の霊が彷徨っているらしく、子供の笑い声が聞こえたというウワサがある。

肝試しで訪れた者の中には、心霊体験をしてしまい、記憶から離れないほどトラウマになっているという情報も。

この病院の霊安室には絶対にいってはいけないらしく、恐ろしい心霊体験をすることがあるらしい。

ほん怖で芦田愛菜主演の病院の話「ほんとにあった怖い話 深淵の迷い子」で、この場所が登場しているという。

ほんとにあった怖い話 深淵の迷い子

愛菜ちゃんは旧病棟に入ると、車椅子のお姉ちゃんが待っていた。

一緒に楽しくかくれんぼをして遊んだ。

不思議なことにお姉ちゃんは車椅子のはずなのに、瞬時に移動できたり、何か特別な力があるようだった。

愛菜ちゃんは夜中に部屋から出歩くと叱られることを恐れて、お姉ちゃんと遊んだことを誰にも言わずに黙っていた。

再び旧病棟に遊びに行った愛菜ちゃんは、お姉ちゃんとお母さんの話をしていた。

その際、愛菜ちゃんは自分のお母さんが亡くなったことを明かした。

するとお姉ちゃんは不思議なことを言った。

「私と遊んでいると会えるよ」という言葉に、愛菜ちゃんは戸惑いを感じる。

そして、車椅子のお姉ちゃんだけでなく、車椅子を押す女性も現れる。

しかし、その女性は愛菜ちゃんの本当のお母さんではないことに気づく。

急に恐怖を感じた愛菜ちゃんは旧病棟から逃げ出そうとするが、お姉ちゃんとその女性に追いかけられてしまう。

一方、虫の知らせで愛菜ちゃんの異変を感じ取ったお父さんは、すぐに病院に連絡し、お世話をしていたお姉さんに愛菜ちゃんの様子を見に行ってもらう。

お姉さんは愛菜ちゃんが旧病棟に行ったのではないかと思い、急いで向かう。

車椅子のお姉ちゃんと女性に追い詰められ、逃げ場がなくなったとき、ドアが開いた。

初めは怖ろしい女性かと思った愛菜ちゃんだったが、それはお世話をしてくれていたお姉さんだった。

そして、追いかけてきたはずのお姉ちゃんと女性の姿は消えていた。

お姉ちゃんと女性の正体は、以前の理事長の妻と娘で、娘の病気が原因で嘆き苦しんだ末に自殺したことがわかったという。

西甲府病院の場所・アクセス・地図

鏡渡橋の住所 日本、〒409-0112 山梨県上野原市上野原6874
交通アクセス 山梨市から国道140号 と 県道6号 経由で30分
最寄りのバス停 山宮北(徒歩5分)
最寄り駅 竜王駅(徒歩57分)県道25号 経由(車で14分)

西甲府病院の地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

 

 

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