稲取廃隔離病棟

稲取廃隔離病棟は、かつて結核や天然痘などの感染病の危険性が高い患者を隔離していた場所であり、差別や虐待を受けたハンセン病患者たちも含まれていた。そのため、彼らの無念の魂がまだこの場所に留まっているという話があり、様々な心霊現象が報告されている。今回は、稲取廃隔離病棟のウワサの心霊話を紹介する。

稲取廃隔離病棟とは?

稲取隔離病棟は、静岡県東伊豆町にある病院跡で、かつては結核患者などの感染症患者を隔離する病舎として使用されていた。

1958年に開業し、1982年に閉鎖している。現在、国道135号線の小道を下った竹林の中に朽ちた木造病棟が残っており、3つの建物が連結された構造だったとされているが、既に崩壊しているため危険な状態にあるらしい。

また、この場所は「森の中の診療所」や「稲○隔離病棟」「東伊〇町隔離病舎」としても紹介されている。

隔離病棟で自殺する患者がいた理由

隔離病棟にいる患者の中には、将来を暗く見て自殺してしまう人が少なからずいたと云われている。

彼らは治らない病気で家族と会うこともできず、ずっと病気と戦い続けることで心身ともに疲れ果ててしまった。

一方で、ハンセン病自体が致命的な病気ではなく、治らなくても長生きする人が多かったとされている。

そのため、患者さんたちは「死ねない病気」に苦しみ、自殺を決断する人もいたとのこと。

稲取廃隔離病棟の心霊現象

稲取廃隔離病棟の心霊現象は、

  • 隔離患者の霊が出る

である。昔、この稲取廃隔離病棟は、結核や天然痘などの感染病の危険性が高い患者を隔離していた。

患者には、現在でも差別を受けているハンセン病患者も含まれていたそうだ。

そうした患者たちは、差別や虐待を受けながら、この場所で亡くなっていったのかもしれない。

そのため、彼らの無念の魂がまだこの場所に留まっているという話がある。

稲取廃隔離病棟には、黒い影が後ろからついてくるという話が広まっているらしい。

また、身体の一部が消える写真を撮ったり、「ふ・・・、ふ・・・、ふ・・・」という声が聞こえたり、不気味な体験をする人もいるという。

建物自体も朽ち果てており、昼間でも不気味な空気が漂っている。夜には、近づくことさえ怖くなるほど、恐怖感を覚えることがあるという。

稲取廃隔離病棟での恐怖体験

この話は、森の中にある稲取廃隔離病棟という病院での恐怖体験。

自炊をしている人の部屋で友達と集まって遊んでいた時、誰かが「明日稲取廃隔離病棟に行かない?」と提案した。

全員で車を停めて細い道を下って廃墟の病院に到着。

建物は荒れ放題で、不気味な匂いが漂っていた。中を覗いていると、友達のFが藪に向かって急に走っていき、嘔吐した。

すぐにFは病院に連れて行かれ、診察の結果、食中毒ではなく疲れが原因だと診断された。

Fは、病棟にいた時に唸るような音が聞こえてきて、気分が悪くなったという。彼は、病気で死んだ患者の霊が病棟に留まっているのかもしれないと語った。

廃墟建物での不気味な夜の体験

建物はかなり荒れていて、歩いていると何かが落ちてきそうな気配がして不気味だった。特に夜中の2時に行くとより怖い体験ができるという話。

ラップ音のようなものが聞こえたり、人影のようなものに遭遇したりしたため、1人で行った場合はとても怖かった。

私は先程友達と一緒に行ってみましたが、建物はかなり荒れ果てていた。

床が抜け落ちており、古い建物であることが伝わってきた。夜なので、ライトがないと真っ暗で何も見えなかったが、すぐに美しい竹のような塀が見え、廃墟の中では美しいと感じた。

影のようなものは見えなかったが、帰る途中で足首を引っ張られるような感覚があったため、少し怖かったという。

稲取廃隔離病棟の場所・アクセス・地図

稲取廃隔離病棟の住所 〒413-0411 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取
交通アクセス 富士市から東名高速道路 経由で1時間45分
最寄りのバス停 唐沢(徒歩6分)東伊豆道路/国道135号 経由
最寄り駅 片瀬白田駅(徒歩30分)東伊豆道路/国道135号 経由、伊豆稲取駅(徒歩35分)東伊豆道路/国道135号 経由

稲取廃隔離病棟の地図(Googleマップ)

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