千本浜の首塚

静岡県沼津市の千本浜にある首塚では、首のない武士の霊や火の玉、うめき声、足を引っ張られるといった心霊現象が頻繁に起こるという。この現象は、戦国時代に行われた「千本浜の合戦」に関係しているとされ、明治33年には多数の頭蓋骨が見つかり、地元の人々が首塚を建てて供養している。今回は、千本浜の首塚のウワサの心霊話を紹介する。

千本浜の首塚とは?

千本松原には、夜になると首のない若い武者が現れるという都市伝説が広がっている。また、千本浜では泳いだ人が仏様に連れていかれるという話もある。

この幽霊の噂は、戦国時代にまで遡る。甲州武田氏が駿河を侵攻し、小田原北条氏と沼津周辺で激しい攻防戦を繰り広げた際、千本浜で激しい戦いが行われたとされている。その戦いは「千本浜の合戦」と呼ばれ、1580年に起きたとされている。

この合戦で多くの死傷者が出た。死者の首を首実検し、のちに葬った場所が千本松原だったと伝えられている。320年後の1900年、千本松で事件が発生した。5月に発生した暴風雨の翌日、千本松の木の下から多数の頭蓋骨が発見されたという。

地元の人々は、これらの頭蓋骨が千本浜の戦いの戦死者のものであると考え、手厚く葬った。後に東京大学の鈴木尚教授が調査を行い、この頭蓋骨が千本浜の戦いの戦死者のものであると発表した。

頭蓋骨はすべて成人男性で、青年が多かったため、この戦いには若い武士たちが多く参加したと推測される。この戦いは、町全体が戦いに参加するような籠城戦ではなく、老人や子どもは参加していなかったようだ。

明治時代に発見された頭蓋骨は105個だったが、実際には200人以上が葬られた可能性があるとされている。風雨にさらされて破片になり、海や浜辺に散ってしまった可能性もある。

千本松の歴史と伝承

千本松は、昔、農民たちが風を遮るために植えたという言い伝えがある。しかし、戦国時代になると、戦いの邪魔だという理由で切り倒されたそうだ。そのため、海岸線が風にさらされることになった。

そこで、増誉上人(千本山乗運寺の創設者)が、農民たちの苦労を見かねて、千本松を駿河湾の海岸線に沿って植えたという話がある。

千本松は、過去の戦いの歴史によってたくさんの影響を受けてきた。しかし、今では静かな遊歩道として、沼津の人々に愛されている。最近では、井上靖や若山牧水などの作家たちも訪れ、文学の道と名付けられているという。

また、千本松には心霊に関するウワサがあるが、首塚については手厚く供養されている。現在では、首の病気に効くとされているため、地元の人々も首塚の供養碑を参拝するようになっているらしい。

千本浜の首塚の心霊現象

千本浜の首塚の心霊現象は、

・首のない武士の霊が出る
・火の玉が浮遊している
・鳴き声が聞こえる
・足を引っ張られる

である。静岡県沼津市の千本浜の首塚では、心霊現象が起こることが多々あるそうだ。この現象は、武士に関するものが多いという。

例えば、首のない武士が現れたり、火の玉が浮遊しているという話もある。また、千本浜で泳いでいると、足を引っ張られるような感覚を覚える人もいるそうだ。さらに、鳴き声が聞こえたという報告も。

これらの現象は、武田軍と小田原の北条軍との「千本浜の合戦」が行われた場所にある首塚に関係していると云われている。

明治33年に暴風で倒れた松の木の下から多くの頭蓋骨が見つかったため、地元の人々が集めてここに供養した。最も有名な話は「夜になると、首のない若い武士が出現する」というウワサである。

千本浜の首塚に面した道で聞いた不気味な声

A君は高校生で、学校の登下校に千本浜の首塚に面した道を通っている。この道は夜でも街灯がついているので安心できると思っていた。

ある日、部活が遅くなって21時頃にその道を通っていたとき、自転車で松林の中を通り過ぎたところ、「首が…」と不気味な声が聞こえた。

A君はブレーキをかけて止まったが、松林には誰もいなかった。次の日も同じ時間に同じ場所を通ったところ、また同じ声が聞こえた。A君は怖くなり、家に帰って両親に話した。

翌日、A君は首塚の慰霊碑に花とお酒を手向けた。そこでお婆さんに出会い、「ここのお侍さんは何も悪いことはしないから大丈夫だ。私のお爺さんも良く見たそうだ」と言われた。

A君はお婆さんに頭を下げたが、その後に振り返ったとき、お婆さんの後ろ姿には首がなかった。

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千本浜の首塚の場所・アクセス・地図

千本浜の首塚の住所 〒410-0867 静岡県沼津市本1910−185
交通アクセス 富士市から県道380号 経由で29分
最寄りのバス停 千本浜公園(徒歩5分)千本松原通り 経由
最寄り駅 沼津駅(徒歩22分)御成橋通り 経由

千本浜の首塚の地図(Googleマップ)

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  • ハルシオン 2023年7月16日 at 9:33 PM on パチンコ新天地(廃パチンコ店)|ウワサの心霊話先月通りかかったら、どうやら解体が始まったのか建物が壊されていましたね。 昨年の春、深夜3時過ぎにこそっと忍び込んだことがあるのですが、30年近く前のパチスロが出入口に捨てられ無惨な姿になっているのを見てゾクッとしました。残されたままのイス、ぽつりと残されたドル箱、閉店直前から止まったままのカレンダー、いろんなものに寂しさを感じました。 オープン当時は経済としてのバブルは崩壊真っ只中でしたが、奇しくもこの頃は空前のパチスロブーム到来の時期でもありパチンコ業界にとってはバブル期でした。当時の道路交通事情がよく分からないのでなんとも言えませんが、今となってはこんな場所に客集まるのか?と疑ってしまうような無謀な立地に感じました。10年足らずで潰れてしまったことを考えても、案の定やはりこの「新天地」を選んだのは間違いだった、のかもしれませんね…。
  • にーと 2023年10月10日 at 1:49 PM on 亀石峠|ウワサの心霊話その少年、私の親戚の友人…かもしれないです。 遠い親戚なんですけど、話を聞くと「虫取りをしてくる」と4時くらいに言い、帰ってこなかったそうです。 ランニングシャツというのは、もしかしたら少年期によく着たタンクトップなのかもしれないです…
  • Shawn Barclay 2022年10月18日 at 2:35 PM on ヒートゥー島|ウワサの心霊話翻訳で申し訳ありませんが、神社がどのように乱れたかを知りたいです。 神社へのお供えは? 神社にはまだ提灯や龍の花瓶がありますか? ノロワ島に戻って神社の写真を撮ってもらえませんか? 可能であれば補償する(あなたのためのお金) そこに戻ることに懸念がある場合は、問題ありません。 お知らせ下さい。 Best Regards,

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