南原橋

南原橋は、天竜川で最初に洪水でも流されないように建てられた定橋。この橋には、悲しいことに自殺の名所として知られる心霊現象が起きていると云われている。今回は、南原橋のウワサの心霊話を紹介する。

南原橋とは?

南原橋は、天竜川で最初に洪水でも流されないように建てられた定橋。

初代の南原橋は明治3年(1870年)に完成し、橋脚を使用せずに「はね橋」と呼ばれる構造だった。

川幅は比較的狭い30間(約54メートル)ですが、断崖絶壁の鵞流峡に橋を架ける作業は容易ではなかった。

南原橋の右岸川岸には、はね木を支えたと思われる穴が開いている。

また、左岸側には橋場稲荷境内があり、ここには昭和3年(1928年)に建てられた南原橋の碑がある。

南原橋の心霊現象

南原橋の心霊現象は、

  • 女性の霊が出る
  • 作業服の男性の霊が出る

である。長野県飯田市駄科にある南原橋は、悲しいことに自殺の名所として有名。

この橋から川を見下ろすと、女性の霊や作業服を着た男性の霊が目撃されている。

この橋は高く、下の天竜川は水が少なく、岩がゴツゴツしているため、確実に命を絶ちたいと考える人たちが最期の場所に選ぶようだ。

また、橋の近くに住む人々は、この橋で起こる怖い話をよく語り合っている。

自殺者の遺体は何ヶ月か経って白骨化して見つかることが多く、不思議な話題にもなっているそうだ。

悪夢の橋

ある知人が、恐ろしい出来事を目撃した。

彼は、自殺を図ろうとする男性が橋から飛び降りる瞬間を見てしまったのだ。

その橋は南原橋ではないが、高所から小さな川が見下ろせる場所にあった。柵も低く、簡単に乗り越えられてしまう危険な場所だった。

彼は、きっとその橋を選んだのだろう。

昼間、知人はその場所を通りかかった。中年の男性が青白い顔で、悲しそうに橋の端まで行った後、また引き返してきたのを目撃したという。

知人は、彼の行動に興味と不思議な気持ちを抱きながらも、翌日の新聞で彼が翌朝早くに橋から転落して亡くなったことを知った。

彼は前日の昼間から翌朝まで、どれほどの迷いと苦悩を抱えていたのだろうか。

その現実の苦しみに、知人の心は痛みを感じた。

知人自身も、南原橋が自殺のスポットだとは知らず、妹と一緒にその橋を歩いたことがある。

柵の間から下を覗き込むと、登ったわけではないが、高所からの恐怖が身体を支配し、自分が川に引きずり込まれるのではないかという恐怖に襲われた。

その瞬間、彼女は本当に怖くて、二度とその場所に足を踏み入れたくないと思った。

後で、その橋が自殺の場所として知られていることを知り、なんとなく納得した。

彼女が引き込まれそうになったのは、その場所が寂しさから人々を呼び寄せるのか、同じ境遇の者たちと共にあることを望む気持ちからなのか、はっきりとは分からなかった。

ただ、その橋には自殺願望が強い魂が宿っていることを忘れてはならない。

その場所には、人を引き込むほどの恐るべき力が潜んでいるに違いない。

南原橋の場所・アクセス・地図

南原橋の住所 日本、〒399-2561 長野県飯田市下久堅南原35−1
交通アクセス 長野市から長野自動車道 と 中央自動車道/西宮線 経由で約2時間19分
最寄りのバス停 知久平(徒歩14分)県道1号 と 県道237号 経由
最寄り駅 駄科駅(徒歩5分)県道237号 経由

南原橋の地図(Googleマップ)

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