鳥居隧道は、当時としては長大な隧道として知られていたが、現在は役目を終えた。この場所では、自殺した者の霊が出るなどと云われているという。今回は、鳥居隧道のウワサの心霊話を紹介する。
鳥居隧道とは?
鳥居隧道は、長野県塩尻市にある国道19号線旧道の廃隧道である。
昭和30年(1955年)に完成し、全長1111.0m、幅5.5m、高さ4.5mの長大な隧道だった。
当時としては画期的な長さを持っていたが、大型車の通行には制限があり、道幅の不足が問題となった。
そこで昭和39年(1964年)から新しいルートの建設が始まり、昭和53年(1978年)に新鳥居トンネルを含む鳥居バイパスが開通し、鳥居隧道は役目を終えた。
現在はコンクリートで閉鎖され、周辺の道路も通行できない状態である。
同じ旧道の塩尻側には栃窪隧道という短い隧道もあるらしい。
国道19号 旧「鳥居隧道」
— 廃ren (@ren10_abandoned) June 23, 2022
奈良井側
閉塞されてる脇の穴から水が湧き出ていた。隧道内部の状況が気になりますな。 pic.twitter.com/bMD7SlRYfh
鳥居隧道の心霊現象
鳥居隧道の心霊現象は、
- 少年の霊が出る
- 女性の霊が出る
である。鳥居隧道では、少年の幽霊や女性の幽霊が目撃されるとウワサされている。
有名な話が、かつてこのトンネルでは、自殺した少年がいるとされており、その少年の霊が出ると云われている。
また、木祖村側の入口で焼身自殺が起こったというウワサがある。
残念ながら現在は入口がコンクリートで封鎖されているため、内部に入ることはできない。
しかし、塩尻市奈良井側から行く途中の道には、独特の雰囲気を感じることができるという。
昭和30年、国道19号中山道の分水嶺、鳥居峠を越える、鳥居隧道1111mが開通しました。
— かげながら (@yakiudohn) January 29, 2023
それまで最長だった、国道13号栗子隧道よりも長い隧道(1111m)でした。
昭和53年、現在の鳥居トンネルに役目を譲り、封鎖されタイムカプセルになりました。#これを見た人は行き止まりの写真を上げろ pic.twitter.com/JqoZuONoZb
鳥居隧道の場所・アクセス・地図
鳥居隧道の住所 | 日本、〒399-6303 長野県塩尻市奈良井 |
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交通アクセス | 長野市から長野自動車道 経由で約1時間43分 |
最寄りのバス停 | 権兵衛橋(徒歩35分)塩尻市道川岸線 と 県道493号 経由(車で4分) |
最寄り駅 | 奈良井駅(徒歩で47分)塩尻市道川岸線 と 県道493号 経由(車で7分) |
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