富士急ハイランド

富士急ハイランドは、絶叫系のアトラクションが多数ある日本屈指の遊園地である。その中の1つである戦慄迷宮では本物の幽霊を見たという話が多数あるという。今回は、富士急ハイランドのウワサの心霊話を紹介する。

富士急ハイランドとは?

富士急ハイランドは山梨県富士吉田市と富士河口湖町にまたがる遊園地で、富士急ハイランド株式会社が運営している。

富士急グループの旗艦事業であり、入場料は無料である。

ただし、絶叫アトラクションを優先して楽しむための絶叫優先券がある。

1枚の値段は1200円で、1人最大で9枚まで購入可能。通常のチケットよりも少し高めですが、多くのアトラクションに乗りたい人にはおすすめだ。

戦慄迷宮というアトラクションのリタイア率は20%。つまり、参加者のうち約20%が途中で脱落してしまう。

なお、富士急ハイランドは2018年7月から入場料が無料化された。そして、この夏からさらに便利で立ち寄りやすいサービスが充実しているという。

戦慄迷宮の特徴

戦慄迷宮は富士急ハイランドという遊園地にあるアトラクションで、廃病院とされる場所を歩きながら進んでいくウォークスルー型のお化け屋敷である。

かつてこの場所では凄惨な人体実験が行われ、多くの患者が殺されたと云われている。

このお化け屋敷ではプロのアクターが指導を受けた演技を行っており、複数のアクターが登場する。

その中でも特に「人による脅かし」が多いのが特徴で、それがこのお化け屋敷の魅力となっている。

なお、この戦慄迷宮のアクターは全て男性。

女性の場合はメイクを落としてお化けの役割をする必要があり、またお客さんに触られたり、体力的に厳しい状況になることがあるため、女性スタッフは外で案内役として配置されている。

アクターによる脅かしは安全面に配慮されており、厳格なルールが存在する。

たとえば、「階段での脅かしは禁止」といったルールがあり、またアクターはお客さんと必ず1メートルの距離を保ち、触れることは禁止されている。

富士急ハイランドの心霊現象

富士急ハイランドの心霊現象は、

  • 白い服の女性の霊が出る
  • 体育座りをした子供が階段下にいる
  • じーと立っている霊(作業服の人)がいる

である。富士急ハイランドのアトラクションの一つ、「絶凶・戦慄迷宮」はお化け屋敷として知られている。

ただし、一般的なお化け屋敷とは異なる特徴がある。

戦慄迷宮は、もともと廃業したホテルを改装して作られたものだ。

最初は期間限定のアトラクションで、建物そのものは取り壊す予定だったのだが、思いのほか人気が高かったため、そのまま残されることになった。

お化け屋敷の性質上、何が演出で何が本物かを判断するのは難しいが、事実「この場所にいると寒気を感じる」という理由でスタッフが多く辞めていくという話があるそうだ。

腕や足首を掴まれたという話があり、本物の幽霊であるとされているという。

転倒の危険があるため、お客さんの体に触れることは禁止となっており、お化け役が触ることが理由の1つである。

演出には登場しない人物が予定のない場所で目撃されることが多々あり、本物の幽霊がいる場所として心霊スポットとなっている。

本物の医療器具が使用されているらしく、病院独特の消毒液の匂いがするらしい。

階段下にいる体育座りしている子供の霊

かつて、階段の下で子供(女の子)がしゃがみこん(体育座り)で座っていたという証言がネットで何件かあり、話題となったことがある。

この子供の霊は本物の可能性が高いと云われている。

この場所は、保護者なしに小学生は入れないことや、女性の霊は仕込んでいないこと、転倒の危険があるため、階段付近には幽霊を仕込んでいないことが理由である。

階段付近では十分気をつけた方がいいだろう。

女性の霊を見たら本物

戦慄迷宮では女性の従業員がいないため、女性の幽霊がいた場合本物の可能性が高いという。

戦慄迷宮で仕込んでいる幽霊はすべて男性のためである。

また、落ちる仕掛けのないところで勝手に物が落ちることがあるらしく、心霊現象が多々おこるという。

特殊メイクをしていない作業服の人

乱雑にロッカーがある場所で、作業服の男性の人がじーと立っていたという話がある。

特殊メイクもしておらず、おじさんが1人で立っているだけでも不気味であるが、こちらに目を向けることもなく脅かす様子もないという。

戦慄迷宮の心霊体験

私は実際に戦慄迷宮で働いていた経験がある。

戦慄迷宮はお化け屋敷であるが、他のお化け屋敷とは一味違う要素がある。

私たちアクターは厳格なルールを守りながら、お客さんを脅かす役割を果たしていた。

最初は監視役について教育を受け、ルールを守らない場合は厳しい処分が待っていたのである。

階段や至近距離での脅かしは大事故につながる危険な行為なので、私たちはそれを絶対にしなかった。

だが、私がアクターとして働く前に、勉強がてら1人で戦慄迷宮に入った経験がある。

その時の出来事がとても恐ろしかった。

最初の説明映像を見るために1人で部屋に入ったとき、隣には誰もいないのに、腰の辺りを触られたような感触があった。

もちろん、私は戦慄迷宮のギミック(機械による脅かし)について詳しく知っていたため、その部屋にはそのようなギミックはないはずだった。

映像を見終わり、ペンライトを持ちながら館内を進むと、長めの階段を降りた辺りで、背の低い女の子がぼんやりと立っているのが見えた。

彼女は白い衣装を着ていて、何とも形容しがたい光のような存在だった。

ペンライトを持っていなかったので、前のお客さんに追いついたわけでもない。

私は恐怖におののき、自分が幻覚を見ているのかと思った。

その後、特に気になる現象は起きなかったが、お経のような声を出すアクターや金属の音を出すアクターはいなかった。

館内には鉄板が落ちる音を出すギミックがあるが、初めて訪れる人でもギミックだとわかるようなもの。

本物の幽霊を思わせるような「お経のような声」や「金属の音」を出すギミックはない。

戦慄迷宮の近くには自殺の名所として知られる青木ヶ原樹海があるため、もしかしたら戦慄迷宮には本当の幽霊が存在しているのかもしれない。

富士急ハイランドの場所・アクセス・地図

富士急ハイランドの住所 日本、〒403-0017 山梨県富士吉田市新西原5丁目6−1
交通アクセス 山梨市から御坂みち/国道137号 経由で約48分
最寄りのバス停 富士急ハイランド(徒歩15分)御坂みち/国道137号 経由
最寄り駅 富士急ハイランド駅(徒歩1分)

富士急ハイランドの地図(Googleマップ)


 

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。