角田浜に漂着した日蓮聖人が、洞窟に潜む大蛇を退治し、以来『日蓮岩屋』として信仰されるようになった。しかし、この場所には不気味な心霊現象が潜んでいるというウワサが広まっている。今回は、日蓮岩屋(七面大天女岩屋)のウワサの心霊話を紹介する。
日蓮岩屋(七面大天女岩屋)とは?
文永8年(1271年)10月、沢渡配流の身となった日蓮聖人が、角田浜に漂着した。
その地で、一人の老翁が現れ、大きな洞窟に”七頭一尾”の大蛇が潜んでいることを告げる。
老翁は日蓮に対し、その大蛇を日蓮のお経の力で退治して欲しいと願った。
日蓮聖人は洞窟の前で、厳かに「法華経」を唱えた。
その力によって、大蛇は教化され、改心したのである。
大蛇は新たな誓いを立て、「未法の世の法華経の行者を守る」と誓い、「身延山」の裏手にある「七面山」に姿を変えて登る。
この出来事以来、「法華経信者の守護神」として、その地で日蓮聖人を信奉する人々に広く信仰されるようになった。
角田の岩屋がその発祥地として知られている。
岩屋は、市道から出て左方向に進むと、徒歩7分で到達できる。
その洞窟内には、石の祠があり、そこには日蓮聖人の石像が安置されている。
また、本堂には木造の祭壇があり、日蓮聖人が祀られている。
春巻さんと西蒲区の日蓮岩屋へ。
— オダニハジメ@新潟お笑い集団NAMARA (@DekigokorOdani) August 23, 2021
新潟にこんなスゴい洞窟があるとは…!
(映え欲が閉所恐怖症に負けて奥までは行けませんでした…😭) pic.twitter.com/AAlX7eewn2
日蓮岩屋(七面大天女岩屋)の心霊現象
日蓮岩屋(七面大天女岩屋)の心霊現象は、
- 石を崩すと呪いにかかる
- 人形の目が動き出す
- 人形と目があった者は交通事故に遭う
である。日蓮岩屋は、暗く湿った岩穴の中に、賽の河原と呼ばれる不気味な石が積み上げられている。
地元では真夜中に一人でに石が積み上がるというウワサが広まり、その石を誤って崩すと恐ろしい呪いが襲いかかると恐れられている。
賽の河原の奥には、理由不明の深い井戸が存在し、その水源や目的は謎に包まれている。
さらに奥深くには、安産祈願や水子供養の祠があり、赤いマントをまとったお地蔵さんが不気味な微笑みを浮かべているという。
その周囲には、不気味なまでにリアルな人形たちが数多く置かれ、その目は見る者の心を凍りつかせる。
この場所は信仰の対象とされているが、知らぬ者にとっては恐ろしい空気に満ち溢れている。
地元の言い伝えでは、日蓮が大蛇を制してから、その岩屋は七面大明神として恐れられており、岩を崩す者や、真夜中の不気味な出来事に巻き込まれる者が後を絶たないらしい。
次回のグレーゾーンTVは【心霊スポット】新潟県にある日蓮岩屋という賽の河原のある場所💦
— GRAY ZONE TV@YouTube (@GRAYZONE_TV) November 14, 2020
至る所に石が積み上げられて気を付けないと崩してしまいそうなほどでした🥶
人形供養もしてる場所でガチやばです😭
お楽しみに👻#心霊写真 #心霊スポット#YouTuber #YouTube #新潟 #グレーゾーンTV pic.twitter.com/bl9RV4ERBB
岩屋の呪い
細い小道を進み、車両が入れない細道を抜けて、角田の岩屋へと足を踏み入れた。
途中、紅白の幟旗が風に揺れ、岩屋への不気味な案内となっていた。
その先に立つ日蓮の銅像が、私に奇怪な予感を抱かせた。
岩屋に近づくにつれ、周囲には重苦しい空気が漂い、心臓の鼓動が速まる。
岩屋に息づく何かが、私の存在を察知しているような気配がした。
暗闇の中、私は怯えながらも持参したライトを頼りに奥深くへと進んでいった。
そこで私を出迎えたのは、天女のような衣をまとった女神であった。
彼女の微笑みは、何かを隠しているようにも見えた。
岩屋を訪れる者は普通に参詣することには問題ないが、この場所は闇に満ちた秘密を秘めている。
肝試しをする者は、岩屋の呪いによって身も心も狂わされる運命にあるかもしれない。
交通事故に巻き込まれることはあっても、生きたままでは戻れないかもしれない。
蛇が財運を司るとされる中、経済的な困難も訪れるかもしれない。
岩屋内外に積まれた石をいじることは、死への誘いを受けるかもしれない。
それぞれの石には、絶望や悲しみ、怒りなど、人々の負の感情が込められているからである。
日蓮岩屋(七面大天女岩屋)の場所・アクセス・地図
日蓮岩屋(七面大天女岩屋)の住所 | 日本、〒953-0011 新潟県新潟市西蒲区角田浜 |
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交通アクセス | 新潟市から国道402号 経由で35分 |
最寄りのバス停 | 小見郷屋(徒歩2時間)県道46号 経由 |
最寄り駅 | 越後曽根駅(徒歩2時間12分)越後七浦シーサイドライン/国道402号 経由 |
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