旅荘嵯峨

新潟県新発田市に佇む「旅荘嵯峨」。その赤い屋根と朽ちた姿が、月岡温泉街の一角を彩る。だが、この廃墟には静寂を裂く女性の悲鳴が時折響くという、不気味な話が立ち込めているのである。今回は、旅荘嵯峨のウワサの心霊話を紹介する。

旅荘嵯峨とは?

舟のオブジェや塀に描かれたハートマークが、新潟県新発田市の月岡温泉近くに佇む旅荘嵯峨の特徴的な姿を彩っている。

このラブホテルは住宅街に位置し、2階建ての小規模な建物で、1975年から1983年にかけて開業した。

閉業した時期は明確ではないが、平成19年(2007年)までは電話帳に名前が記載されており、平成24年(2012年)には敷地内に雑草が生い茂り、建物もやや朽ち果てた状態となっているらしい。

その後、平成27年(2015年)には廃墟として言及され、現在もその存在が確認されている。

現在は、建物の一部の赤い尖塔のようなデザインの壁面が剥落しており、入口付近には舟のオブジェが設置され、看板も損壊している。

また、塀にはハートマークが描かれていたが、その一部が崩れ落ちている。

かつては隣接するホテル・ドリームも廃墟となっていたが、平成25年(2013年)に解体されている。

旅荘嵯峨の心霊現象

旅荘嵯峨の心霊現象は、

  • 何者かの悲鳴が聞こえる

である。新発田市の月岡温泉街にそびえる、赤い屋根の朽ちた旅荘嵯峨の廃墟。

この場所を訪れた者の話では、突然建物から女性の悲鳴が聞こえてきたという体験談がある。

さらに廃墟があったときに探索に行った者の話では、生臭い臭いがしたらしく、それが危険の前兆の表れではないかと推測している。

その際に猫が鳴いていたようであるが、建物から離れるとピタリと鳴き声が止んだそうである。

『旅荘嵯峨』の悲鳴

そのホテルに近づくと、朽ちた看板には「旅荘嵯峨」という文字がかすかに残っていたが、営業しているかどうかは不明瞭だった。

Aは不安げに言った。

「あれ?もしかしてさ、これも廃墟なんじゃない?」

微かな光を頼りに周囲を見渡す中、Aの友人であるBは不安そうに首を傾げる。

「う~ん、どうですかね。まだやってそうな感じもするし…」

建物は影に包まれ、古い雰囲気が漂っていた。

足元には草が生い茂り、荒れた印象を与えていた。

その時、突然、古いホテルの離れの部屋らしき船の形をした建物の辺りから、女性の悲鳴のような声が響き渡る。

Aは震えながら言った。

「えっ?!今、なんか女の悲鳴みたいなのが聞こえたような気が…」

しかし、不気味なことに、一緒にいたBにはその悲鳴のようなものは何も聞こえていない様子だったらしい。

霊感が強い者にしか感じない、聞こえない何かがこの場所ではあるのかもしれない。

旅荘嵯峨の場所・アクセス・地図

旅荘嵯峨の住所 日本、〒957-0046 新潟県新発田市上中山2230
交通アクセス 新潟市から新潟東西道路/国道7号 経由で44分
最寄りのバス停 滝沢センター前(徒歩1時間2分)県道300号 経由
最寄り駅 神山駅(徒歩1時間48分)国道460号 経由

旅荘嵯峨の地図(Googleマップ)

関連記事

この記事へのコメントはありません。


全国心霊スポット登録数


3,728

カテゴリー
最近の記事
  1. 上田池ダムをイメージしたアイキャッチ画像
  2. ドライブイン一文字の廃墟をイメージしたアイキャッチ画像
  3. 押部谷の廃墟にまつわる不可解な噂を表現したアイキャッチ画像
  4. 小赤壁展望台の公衆トイレの心霊の噂を紹介する記事のアイキャッチ画像
  5. 幽霊を信じない人は、なぜ信じないのか ― 否定する側の心理に踏み込む ―
【心霊考察 編集部】

 

心霊考察 編集部では、全国各地の心霊スポットや怪異、ホラー作品を題材に、体験談や噂、地域に残る語りをもとに記録・考察を行っている。

当サイトは、幽霊の存在を断定することを目的とせず、
「どのように語られてきたのか」
「なぜ心霊として認識されてきたのか」
という視点から、人の認識、記憶、土地の歴史、出来事の結びつきを整理している。

近年は「心霊現象の考察」シリーズを中心に、心霊が物語として共有され、恐怖として定着していく過程を読み解いている。
記事は順次リライトを進め、考察を前提とした構成へ更新中である。

「心霊現象の考察」シリーズの目次はこちら
当サイトの内容および引用・転載について

※当サイトは、心霊スポットの探索、肝試し、不法侵入を推奨するものではない。

記事内コメント