大内峠に佇む『大内隧道』。昭和36年（1961年）に完成し、石川県と福井県を分ける境界に位置するこのトンネルは、日光が差し込み苔に覆われ、内部には石川県と福井県の県境が通る。この場所には女性の霊が写るという話が囁かれているという。今回は、大内隧道のウワサの心霊話を紹介する。

大内隧道とは？

石川県と福井県の境に位置する国道364号線には、大内峠と呼ばれる場所がある。

ここには「大内隧道」という古いトンネルがある。

このトンネルは日当たりが良く、適度な水分を得ているため、入口は苔で緑色に覆われ、扁額には今でも「大内隧道」という文字が立派に掲げられている。

竣工は昭和36年（1961年）3月だそうである。

内部はコンクリートで覆われており、普通車がすれ違える幅がある。

しかし、わずかなひび割れがあり、水が滲み出している。

隧道の中央部には石川県と福井県の県境があり、照明器具や蛍光灯の痕跡が残っている。

どうやら以前は蛍光灯が設置されていたようだ。

隧道内に石川県と福井県の県境がある、大内隧道なんですけどね。
現在通行止めでした。なぜ通行止めなのかは不明。 pic.twitter.com/ZRXXNtE5dU

— Ｉ (@___i__) April 13, 2019

大内隧道の心霊現象

大内隧道の心霊現象は、

• 写真を撮ると女性の霊が写り込む
• 逆立ち婆が出没

である。このトンネルを過ぎた木々がある場所で女性の霊が現れるという話があり、その場所で写真を撮ると女性の霊が写り込むという話がある。

人が立てる場所ではないらしい。

逆立ち婆を見た者は少ないらしいが、ある時間帯に出没するという。

大内隧道 怪異の迷宮での不思議な一夜

太郎「ここって、女性の霊が写るってウワサだよな。」

恭子「そう。でも、私、今のところ何も感じないわ。」

タカシ「まあ、そういうのは科学的に説明できないことが多いっていうけどね。」

エミリオ「おおお、そうだよ！だけど、俺、逆立ち婆の話が気になるんだよね。」

太郎「逆立ち婆？あれはなかなか珍しい話だよな。」

タカシ「逆立ち婆って、どんな話だっけ？」

エミリオ「夜中に出るって言われてるんだ。でも、見た人が少ないってさ。」

太郎「ふむふむ。じゃあ、タカシとエミリオ、その逆立ち婆を探しに行くか？」

タカシ「俺も興味あるし、科学的なアプローチで調査するのも悪くないね。」

エミリオ「イエス！じゃあ、そろそろ出没時間だろう？」

彼らは興味津々で、大内隧道の中へと進んでいった。

エミリオは興奮気味で、タカシは冷静に進捗を確認し、太郎は周囲を警戒しながら先を歩いていた。

恭子は少し離れた場所で安全を確保し、彼らを見守っている。

エミリオ「ねえ、タカシ、時間は大丈夫か？」

タカシ「まだ出没時間には早いよ。冷静に待とう。」

太郎「ここはちょっと不気味だな…」

恭子「みんな、気をつけて。突然のことが起こるかもしれないからね。」

すると、突然、光が消え、隧道は暗闇に包まれた。

エミリオ「なに、これ！？」

タカシ「おかしい、明かりが消えたはずがない。」

太郎「みんな、落ち着いて。懐中電灯を持ってる人は…」

そのとき、彼らの後ろから不気味な音が聞こえた。

恭子「誰か、後ろから音が…」

光が戻り、彼らの周りに影が蠢き始めた。

エミリオ「なんだ、これは！？」

タカシ「何かが近づいてきている…」

太郎「早く、こっちだ！」

彼らは慌てて手をつなぎ、隧道を駆け抜けた。

しかし、どんどんと暗闇が迫り、足音が耳をつんざく。影が彼らを取り囲むように現れ、ぞっとするような笑い声が響く。

恭子の後ろに何者かの姿がちらりと見えたかと思うと、その姿は逆立ち婆だった。

逆さまの姿勢で彼らを見つめるその目は、底知れぬ闇をたたえていた。

逆立ち婆は異様な速さで彼らに迫ってきた。

エミリオ「やばい、逃げろ！」

タカシ「理性的に考えると…」

太郎「理性なんて関係ない、早く走れ！」

彼らは必死で隧道を駆け抜けたが、影が彼らを追いかけてきた。

逆立ち婆の不気味な笑い声が耳元で響き、逃げ場のない恐怖が彼らを包み込む。

ついに彼らは隧道の外に飛び出し、息を切らせて振り返った。

そこにはもう逆立ち婆の姿はなかったが、暗闇の中で不気味な気配が漂っていた。

エミリオ「あれはなんだったんだ！？」

タカシ「理性的に考えると…いや、もういい。」

太郎「とにかく、安全だね。でも、あそこはもう二度と行かない方がいいな…」

彼らは驚きと恐れを抱えながらも、大内隧道での怪奇な出来事を語り合い、それぞれが独自の考えをめぐらしながら家路についた。

だが、心の奥底に残る恐怖の影は、簡単には消え去らなかった。

大内隧道の場所・アクセス・地図

大内隧道の地図（Googleマップ）