町を縦断する交差点に位置する乙丸陸橋。この古びた橋は、日常的には賑やかな道路であるが、雨の夜には不可思議な体験が起こるという。今回は、乙丸陸橋のウワサの心霊話を紹介する。
乙丸陸橋とは?
乙丸陸橋は、北陸本線と石川県道200号線の交差点にある。
陸橋自体は古くて錆びついているが、金沢駅や高柳のショッピングセンター(旧ルネスかなざわ)と国道8号線/北陸自動車道をつなぐ主要な道路で、車の往来も多い場所。
雨の夜でなければ、真夜中でもなければ、それほど不気味な印象はないらしい。
ただ、陸橋の下は線路が走っており、JRの古い車両基地や点検施設のようなものがあり、暗くてちょっとした閉鎖的な空間であるという。
最近は、陸橋の上に新幹線の高架ができて、在来線の線路(車両基地もある)、道路の陸橋、そして新幹線の高架の3つの交通網がクロスするような状態である。
ちなみに、兼六園の印象が強い「琴柱灯篭」だが、乙丸陸橋にもあるらしい。
午後から乙丸陸橋へ行ってきました。
— みやた (@tsubame010628) April 21, 2021
クモヤさんは車庫の中で隠れていると思います。 pic.twitter.com/bG3dQeCWzX
乙丸陸橋の心霊現象
乙丸陸橋の心霊現象は、
- びしょ濡れの親子の霊が出る
である。この地はかつて新聞にも霊的な出来事が取り上げられたほど、地元では有名な心霊スポット。
乙丸陸橋は金沢で有名な心霊スポットで、さまざまなウワサが囁かれている。
話では、タクシードライバーが親子を乗せたと思ったら、突然姿を消してしまい、座席はびしょ濡れになるという怖い体験もあるそうだ。
ウワサによると、かつて親子や一家がこの陸橋から飛び降り自殺したと云われている。
陸橋の近くでは、雨の夜によく女性の霊が目撃されるらしい。
このような心霊体験が原因で、陸橋からの自殺や一家心中などのウワサが生まれたのかは不明だが、この場所は多くの人の不思議な話題になっている。
消えた歩行者 乙丸陸橋での不思議な出来事
乙丸陸橋には、車道と歩道があり、電車の停まる場所に近いため、電車ファンが写真を撮る場所としても知られている。
Aくんは電車ファンの友人に連れられ、陸橋に行った。
そこで「琴柱灯篭」という珍しいものがあることを知り、写真を撮ることに興味を持ったのだ。
カメラをシャッターした後、Aくんは後ろに人がいることに気づく。
それは陸橋を歩いている時からいた人だったが、写真を撮る直前に近くにいたのに、一瞬で消えてしまったそうだ。
Aくんはその人が女性だったと思い出すが、その人の特徴は全く覚えていないという。
電車ファンの友人に聞いても、そんな人は見ていないとのこと。
Aくんが見た不思議な出来事の正体は、全く分からないままである…。
乙丸陸橋の場所・アクセス・地図
乙丸陸橋の住所 | 日本、〒920-0807 石川県金沢市乙丸町甲88 |
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交通アクセス | 金沢市から東インター大通り 経由で13分 |
最寄りのバス停 | 乙丸[金沢市](徒歩2分)東インター大通り/県道200号 経由 |
最寄り駅 | 七ッ屋駅(徒歩21分)県道200号 経由 |
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