人柱供養塔

新たな展示物を求めて、地すべり資料館へ足を運ぶ人々。しかしそこで聞かされるのは、ある古い伝説と恐ろしい出来事の物語だ。猿供養寺地区に立つ人柱供養塔は、不気味な存在感を放ち、そこでは霊の姿や不可解な現象が目撃されるという。今回は、人柱供養塔のウワサの心霊話を紹介する。

人柱供養塔とは?

現在の猿供養寺部落には、恐るべき伝説が残っている。

かつて、猿供養寺地区には地すべりが頻発し、村人たちは大きな地滑りに悩まされていた。

そんな中、旅の僧が地すべりを防ぐために自ら人柱となったという伝説が伝えられてきた。

1937年のある日、田んぼを掘っていたところ、驚くべき発見があった。

田んぼを整備していた際に、90㎝の高さと69㎝の直径を持つ素焼きのかめの中から座禅を組んだ人骨が発見されたのである。

これにより、伝説が実話であることが証明され、人柱供養堂が建てられた。

その後の調査で鎌倉時代の男性のものであることが判明している。

現在の供養堂は、1961年に建て替えられている。

人柱供養堂のすぐ隣には地すべり資料館があり、人柱伝説に由来するお札やお守りが販売されている。

また、アニメーションや人形を使った解説も行われている。

人柱供養塔の心霊現象

人柱供養塔の心霊現象は、

  • 僧侶の霊が出る
  • 黒い姿の霊が憑いてくる

である。人柱供養塔では、一部の者たちの間で僧侶の霊が出るとウワサされている。

人柱供養塔を去るように「もう帰るよ」と言うと、霊が反応するという話があるそうだ。

その他の怪奇体験もある。

ある日、近くで男性のような姿が近づいてくるのに1人の者が気づいた。

彼は他の3人に話したが、誰もその姿を見ていなかった。

怖くなった彼らは車に戻り、エンジンが1分間ほどかからなかったという。

しかし、見えていた者によると、エンジンがかからなかった間もその男は近づいてきていたという。

その夜、後輩の1人が家に泊まりに来て、夜中に激しくうなされていた。

彼を起こして話を聞くと、黒い姿がのしかかり何かを言っていたという。

朝になって後輩たち4人でお祓いに行ったという。

幽霊の影が忍び寄る――五十公野公園での恐怖体験

夕暮れの影が林を覆い、AとBは急いで暗い小道を歩いていた。

枝が風に揺れ、幽霊めいた姿が見え隠れするような不気味な光景が彼らを包み込んでいる。

Bは首をひねりながら言った。

「なんだか、ここって…怖いよな…」

Aは軽く笑いながら言い返す。

「大丈夫だよ、B。きっと気のせいさ。」

その時、突然、彼らの前に立ちはだかったのは、暗闇の中にうごめくような影だった。

Bは声を上げ、Aも驚きながら立ち尽くした。

影が迫るにつれ、彼らの心臓は激しく鼓動する。

「あれは…何だろう?」とBが囁く。

しかし、その影がますます近づくと、彼らはその姿を見失った。

ただ、不気味な沈黙と強い恐怖だけが彼らを包み込んでいたのである。

車に戻る途中、Aはエンジンをかけようとしましたが、何度か試みてもエンジンがかからないのだ。

不安と恐怖が彼らの心を支配していくのを感じた。

周囲には静寂が広がり、不気味な空気が襲ってくる。

そして、夜が更けた頃、後輩の1人がAの家にやってきた。

彼は顔色を変え、汗を流しながらAに語ったのである。

「夢の中で、黒い影が私に近づいてきて…何かを囁いていたんだ…」

Aは驚いたが、同時に不気味な感覚が彼の心を襲った。

恐怖に打ち震えながら、彼らは一緒にお祓いに向かうことにしたのである。

この不気味な出来事を今でも忘れることはできない。

人柱供養塔の場所・アクセス・地図

人柱供養塔の住所 日本、〒944-0125 新潟県上越市板倉区猿供養寺402
交通アクセス 新潟市から北陸自動車道 経由で1時間59分
最寄りのバス停 猿供養寺(徒歩4分)くびき野パノラマ街道 経由
最寄り駅 新井駅(徒歩2時間15分)県道30号 と 県道254号 経由

人柱供養塔の地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

 

 

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